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悪いことしてるマヴェリックとレスポンス
2021/03/04


こんばんわ、小林です。昨日はひな祭り、おとといは春の嵐でしたね。皆さまいかがおすごしですか?
最近更新リズムもサイトの雰囲気も徐々にゆったりしてきていてうれしい。やっと落ち着いています。まほやくのお話を書くのは性に合っているようです。熱が激しいかどうかとはまた別で、ジャンルが性に合っているかどうかというのもあるらしいとここにきて気づきました。のんびりゆったり息継しつつ続けられるのはいいですね。

今日もレスポンスは追記にて!早くお返事したかったのですが、バタついていて少し遅れてしまいました;;拍手もメールも、ありがとうございます!


今回更新分はふたつ。
どちらも続きものにしたくなるほどやけに長い短編です。調整に時間がかかって更新が遅れておりました。

まず、ムルくんの『きみは僕のマヴェリック』。タイトルが説明的な作品になってます。「マヴェリック=焼印の押されていない仔牛」の意で、一匹狼的な意味に転じた言葉なのですが、今回はふるい意味でつかってます。(無所属の芸術家、反体制派などに対し形容詞的に用いられることもある。)このお話のムルくんのこともヒロインちゃんのこともマヴェリックであると言えるかと。宿命的なローンウルフであり、可哀そうなストレイシープ(迷い羊)。ダブルミーニング、トリプルミーニングです。ややこしい解説はこのくらいにして。この短編は素敵な企画サイト様に提出させていただきました。企画サイトなんてもう何年ぶりだろう…!7年ぶりとかかも!うれしい!と、気合を入れすぎてめちゃくちゃ長くなってしまいました。
この話、実はかなり初期に話筋を考えていたもので、ムル連作の原点のひとつであるかなと思います。とはいえこれは夢なのか…?と我ながら不思議な顔になりながら読み直しています。ムルの意識下では愛の傾け方は原則的に「厄災>ヒロインちゃん」であってほしいという願いがあるので、どうしてもこんな感じになってしまう!ほかの長編にも言えるのですが、”厄災が一番”であるムルの信念は決して揺らがないでほしいしそもそも揺らぐはずない。知的なひとにはいつだって心底求めている理想や野望があるはずで、人生をかけてそっちを優先してほしい。だけど一種の強い愛着や執心や欲望をヒロインちゃんに持っていてほしい。そのうえで気持ちを無視したり懊悩したり引き留めたりしてほしい。というわたしの夢です!どこへも逃げられないままで大きな感情の一部をわけてほしいのです。

折原臨也のお話でもまったくおなじで、常にこれをテーマにしているのですが。うちのムル作品はムルの「知性・理性・理想」と「欲望・原始的な感情(愛着や執心)」の対比をテーマに書いてるものが多いです。ひたすらに小林の趣味です。どうやったって揺れそうもない男が、揺れているところを見るのが大好きです。臨也くんは10年書き続けてやっと後者に触れてきてくれたけど、ムルに関してははまだまだ前者が圧勝?していて、感慨深く、どちらにしても個人的に最高です…。

さて、もうひとつ更新したのはハンターハンターより、イルミです。『悪いことしてるみたいだ』。
メインのジャンルじゃないので、HH読んでる方、さらにイルミのことが気になる方がいらっしゃれば読んでみてください。HH、クロロルシルフルが好きだと思うと友人に勧められ続けて、たぶんヒソカも好きなんだろうなと読み始めて、結局イルミゾルディックにハマる…という”らしい”歩みを披露してしまいました。イルミ、第一印象こわくて苦手だったので時がたつにつれてどんどん好きになっていく自分が信じられずしばらく認められなかったです。クロロが好きだと思ってるはずなのに、つい目で追っちゃうのはイルミ…という女子中高生みたいな気持ちで何巻も読み進めてました。
イルミはどうしたってお兄ちゃんなのですが、今回は趣向を変えたお話にしてみました。いつものずけずけした無感情な話し方でさらっと優位に立っていると見せかけて実はちょっとずつ調子を崩されてほしい。かわいい。すこしでも気の抜けたところを見せてほしい。イルミの潔癖っぽくて心の底は淡白で感情の起伏が弱くて仕事人として完璧なところ、大好きです。
あとはパリストンが気になります。愛のこじれ…ナチュラルに狂った男を愛している。初登場コマが過去編の浦原喜助登場シーン「もしかしてボクが一番最後っすか?」とめちゃくちゃ重なって、既視感にドキドキしてしまいました。
ガチ恋してしまいそうなので、クラピカのことは考えないようにしています。


最後にどうでもいい話を少し。
最近実家に置いてきたハチクロを買いなおして読みかえしてます。本当に昔から好きで好きで…小林の最も愛する少女漫画はハチミツとクローバーです。大丈夫な方、機会があれば読んでみてください。忍&馨兄弟が大好きです。みんな大好きですが。作者の羽海野さんの眼差しがほんとうにやさしい。。

撫で肩なせいか、体形的にカチッとしたジャケットがあんまり似合わないのですが、とても好きな古着屋さんでシルクのジャケットをゲットし、今最高にテンションが上がっております。ちょっと奮発したけど、かわいいな〜!シルクだから、シーズン問わずきれます。さらっとしたやわい素材なので身体にもソフトに沿って、浮かずにうれしい。シルクが好き…ほかに最近ゲットして嬉しかったのは、無骨なのにモードなネックカフとマリアブラックのピアスです。家にいすぎて自分の気分をあげるためについアクセサリーを買いがち。お金がない。元気に生きよう。
自分の気持ちをあげるために六花亭のおやつセットも買っちゃった。。   


野菜がおいしい季節です。
春の嵐に飛ばされぬよう、
あたたかくしてまいりましょう

小林より

レスポンス


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