飛び込めディスプール | ナノ



アンハッピーエンドと自己と存在の恥
2021/01/19


ご機嫌いかがでしょうか。小林です。
まだまだ寒い日が続きますがにわかに春めいてきましたね!春が来ると思うと元気がでる。
ぱちぱちがまた増えていて、うれしい…!と思っている今日この頃です、どうもありがとう!

ここのところ忙しくしていて、なにも書けていませんでした。なので久しぶりの日記です。
今日はやっとたっぷりひとりの時間をとって、読めていなかったついすて5章更新分を読んで泣いたり、部屋中掃除をしたり、のんびり日に当たったりしていました。気を抜くとすぐ身体が冷えますね。
先日、髪の毛に数年ぶりに色をいれました。毛先にかけてきれいなグラデーションのローズです。最近までグラデーションでブリーチしてアッシュとかベージュとかはいれていたんですけど、久々にぱきっとしたカラーをいれて機嫌がいい。うれしい。

鶴丸国永の極、帰ってきました〜!!
もろ手を上げて喜んでしまった!
さらに強く男らしく頼りがいのあるようすで帰ってきてしまって、逆にちょっと切なくなりました。もう少し甘えたり緩んだりしてくれるのかなあと思っていたのに、さらにかっこよくたくましくなっちゃって、そんなに頑張らないでよ〜!という気持ちです。
当サイトの刀剣は薬研くんも鶴丸も、和をみださずに遠くから見守っていてくれる男前なので、主を困らせないし抜け駆けもしない。それにくらべて(今月に入って短編を更新した)髭切は気まま。
鶴丸はどうしてもこちらに一歩踏み込んではくれないな〜と悩んだ時もあったのですが、極をみて大納得しました。やはり鶴丸は本丸の平和とあるじの平穏をいちばんに願っているんですね。それが鶴丸の最大級の愛。だからこれでいい。鶴丸は親しくはあれど同志である、守る対象である、ということを前提に愛をやるので切なくて優しくなってしまう。…でかい男すぎる!あっぱれです!!そんな頑張り屋さんすぎる鶴丸が、どうか平和で幸せであってほしい。ニコニコしていて欲しい。
…何はともあれ、何年も待ち続けていた鶴丸の極を見届けられて小林は幸せです!理想どおりの懐の広さと優しさに拍手!これからも大好きです!

さて、話は変わって。
今日の更新分ですが、ついにまほやくよりムルくんのお話です。
言わずと知れたゲーム、魔法使いの約束、です。
ムル、言葉では言い尽くせないほど心底好きで、ずっと騒いでます。ねこのようにキュートな現行ムルくんももちろん可愛いのですが、魂が砕け散る前の姿、学者をやっていた時の天才で変人のムルがほんと〜に好きです。ゲーム内でも出てくるたびに辛辣で率直で本質的なことばかり言ってこちらを動揺させてくる過去ムル。表情も全然ちがいますが、言葉も声も今のムルくんとは使い方が異なっていて、いつも感動するほどグッと来ています。今のムルくんと過去のムルくんが入り混じってぼんやりした境目にいるときのようすもまた好きだな…罪な男!
とにかく人生単位のトラウマになりそうなくらいに好きです。
口が達者でニヒリストで頭がめちゃくちゃ良くてこだわりが強くて偏愛で性格が”最悪”で話し方があまりに率直で哲学的で、完全にタイプなんですよね…。
ということで、当サイトでは今のムルくんではなくどちらかというと”昔のムル”をメインに扱っていくという謎仕様になりそうです。まずは粛々とお話を更新していこうと思います。たまには箸休めで今のムルくんのお話も書きたいな…

今回更新したお話は、短編一本と長編の一話。
短編はムルの感覚をつかむために、そして自分の精神統一のために書いた、リリカルな文章です。春と一緒に最愛の人が会いにくる話。だけど現実は甘くない。後半はムルがなにやら哲学的なお話しをしてくれます。自己とか存在とか難しいことを言ってますがただ働きかけてくれている様子です。ああ…好きだな…苦しみを全部言い負かして暗闇も全部終わらせてくれ。
長編はもう一本始めるつもりなのですが、一本目。過去のムルのことが大好きな女が今のムルと交流しながら懊悩する話。ムルはすみれのリキュールがすきだったみたいなので、バイオレットフィズをテーマカクテルにしています。
どちらも好き勝手書いている文章なので、楽しんでやってます。

色んなことを考えています。
ムルの事、すきなのに、すきだから、めちゃくちゃ憧れてるからこそ、ハッピーエンドはまったく思い描けないんですよね。
厄災や自分の好奇心のありかを本気で探求してほしいから、だれかをあんまり本気で愛してほしくないんだと思う。でもそんなムルと特別な、関係や思い出や感情のやり取りがあったらそれはもう宝物。…って話し方が10代になっちゃった。甘酸っぱすぎる。恋ですね。
臨也くんのお話で、ぜんぜんハッピーエンドが書けなかった10〜5年前までの日々を思い出します。別の対象に全力でまっすぐ向き合ってる人にこっち向いてなんて無粋なこといいたくないけど、とっても好きならどうすればいい?という話。
また、昔のように夢らしくない文章が増えそうな予感です。


恥の多い人生を送ってきました、が、
恥ずかしいと思うのはいいけれど
恥が多いこと自体を恥じる必要はないな
と思う今日この頃です

お鍋にたっぷり野菜を入れて
煮て、もぐもぐたべたいと思います


小林




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