飛び込めディスプール | ナノ



光と影、陽と陰、レスポンス
2020/12/21


こんばんわ、小林です。
もう今年も終わりですね!寂しいな。
寒いし忙しいしてんやわんやですね、年末はいつもそう。
今回もレスポンスは一番下です!

ふよこい完結の余波?で、
重ためで苦々しい、甘さも酸っぱさも控えめの長編をスタートさせました。
カリムくんの続き物「あなたとの自覚的な別離」です。  

ツイステ内で(自称)陰キャのイデアくんをやけに明るく楽しく甘酸っぱく、
太陽みたいにきらきらした最大の陽キャであるカリムくんを暗く重たく書くところ、
小林のあまのじゃくが最大限に出ちゃいました。
暗い場所にも光は差すし、明るさのうらには影が、絶対にある。
そういう考えでやらしてもらっております。 
 
さて、これはタイトル通り、意識的に別離へと向かう、ふたりの話。
読み心地は一見ドライで淡泊ですが、こころは悲しくて寂しくて苦しい話になると思います。書き手はさめざめと泣きながら書いてます。
12歳から17歳のあいだにいろいろ重ねていきながら、精神の交通を続けていって、結局ふたりはどこへもいけない。
彼を最推している、わけじゃない人にこそ読んで欲しいと思ってます。
むしろカリムくんをうがった目線で見すぎている?ためキャラがぶれているかもしれない。個人的には、カリムくんのあの輝きと魅力があるからこそ生じてしまう悲劇、という前提で描いているつもりです。
長さもまあまあのボリュームになると思います。ジャミルくんの話といい、なかなか展開していかないかもですが…ふよこいとは違う意味でじれったい!

みんなの太陽を愛することへの難しさって、ものすごいですよね。
仕方ないのに、世知辛いんです。

ここで書くカリムくんは、ピュアで天真爛漫で清廉なだけじゃない、商家の子息らしい、賢くて忍耐強くてずるい男にしようと思ってます。
商売ごとで成功している家の子どもというのは、天賦の才があると思います。人気者である才能というか。どうしてもみんなが好きになってしまう、このひとになら騙されてもいいかな、任せてもいいかなとコロッと信用してしまう、魔性の才能。ものすごい。
そしてそんな才能に本人は若いうち、とても翻弄されるわけです。操縦できるようになるまで、力が大きすぎて、自分や大切な人の心をも傷つけてしまう。それってものすごく残酷だと思う。
オリジナルのカリムくんは周りの人々に守られて、ここのカリムくんよりずっと鈍感で元気でピュアだから、人を傷つけすぎることなく乗り切れたかもしれない。だけどもし、カリムくんがこんな憂き目にあっていて、それを経て大人になるとしたら大変胸アツだな、と思います。  

自分でもカリムくんをこんなふうに書くつもりはなかったのですが。
カリムくんはもともとあの可愛らしさ!癒しの存在感!だからあまり感情移入せずにこにこと見守りたい対象でした。ですがちょっと個人的な一件があり、どうしようもなくなった勢いで書いてみたら想像以上にスッときました。(大きすぎる感情をぶつけてしまったせいで、カリムくんらしからぬカリムくんが完成してしまいましたが。)
書き始めてからあらためてオリジナルカリムくんをホームにおいてつついていたら、高低差で耳がキーン!となるほどです。すみません!楽しんで欲しい!

最近はハピエンがやっとかけるようになって?ハピエン至上主義気味だったのですが、やっぱり叶うべき恋も叶わない恋もおなじくらい素晴らしいなと思います。叶わない恋をして気持ちが洗われたりなにかに気づいていくようなお話は小林の伝家の宝刀?です。ひとは成長する生き物だぜ。


さて、今日はひっそり、
一松くんの短編「あなたとわたしは共犯者」もアップしてます。
手を取ってどこかへ連れて行って欲しいけど、一松くんは何度もしり込みする。
むつごのなかではいちばん心優しくて繊細でフェミニンなせいで、女心がちょっとだけわかってしまう一松くん。だからこそ「”美女と野獣”じゃねぇんだよクソ」とキレたりすると思う。そういう話です。書いてて気持ちよかった!いっち!!

最後になりましたが、ふよこいに寄せた拍手やメッセージ、どうもありがとうございました!
返信ナシのお祝いのみもふくめ、とてもうれしかった。。
完結まで読んでいただけて本当に幸せです!どうもね!!
またあの二人はまったく全然なかなかくっつかない、じれったい日を見せてくれると思うので(番外編)、どうぞお楽しみに!!

最後にレスポンスをします。
カリムくんも、その他もどうぞよろしくね。

ゆっくり半身浴をして、
いいにおいのなかでストレッチしたい
のに、余裕がない!むくむ!

小林



レスポンス


prevnext
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -