Happy? Halloween


颯+猫
颯「…何故お前となんだ…」
猫「知るかよ(プイ)ほら、さっさと終わらせようぜ。treat」
猫の手から投げられた飴玉がコツンと額に当たって落ちる。投げた猫はスタスタと歩いて行ってしまった。
颯「……くそっ!」

蒼+縁
蒼「Trick or treat!!」
縁「Σ!!え、あ、そ…(アウアウ;」
蒼「ビビリ過ぎだって(笑)菓子作ってあんだろ?」
ビックリして座りこんでしまった縁を笑いながら立たせ笑顔を向ける。
縁「は、はい!!えと…コレがクッキーで隠し味に…(笑顔で延々と説明を続ける」
蒼「うん、うん…(説明を聞きながら活き活きしてて面白いなーと思っている」

頼+尊
頼「あ、尊!!トリック・オア…おわっ!?」
頼に向かって飴やクッキー等色々な種類のお菓子が飛んできた。
尊「トリート!それだけあれば十分でしょっ!!イタズラしないでよねっ」
言いたい事だけ言って尊は逃げていった。ポカーンと見送りながらもハッと我に返り、
頼「尊が俺にくれたんだしなぁ♪ちゃんと全部拾わねぇとっ」

澤+叶
澤「叶く〜〜〜〜〜ん♪トリック・オア・トリック〜〜〜!」
ガシッと後ろから抱きつきお決まりの文句だが…選択肢はイタズラのみなのが澤らしい。
叶「……へぇ…澤さんはお菓子要らないそうですよ、皆さん。澤さんの分まで食べて結構ですからねー」
抱きつく手をピシャリと叩き落としながら部屋の温度が一瞬で氷点下になるような冷たい声で皆に話しかける。見るとそこにはさまざまなお菓子が置かれている。
澤「…もしかしてぇ、アレ全部叶君の手作りだったりするのかなぁ?」
叶「だったら何なんです?澤さんはお菓子いらないんですよね?イタズラも終わりましたしお帰りになってはどうですか?」
澤「……うわぁんっ!叶くーんごめんなさぁいっ!!僕もお菓子欲しいよぅ!!(半泣き」

颯+凌+嵐
凌「…颯…」
颯「ん?凌か、どうした?お前もお菓子欲しいのか?(ナデナデ」
凌「…欲しいけど違う…これ、やる…」
凌は色々なお菓子が入った透明の袋を差し出す。
凌「…猫にこれ2個貰った…だから颯にあげる…いつも色々貰ってるからお返し…」
颯「そっかぁ…ん、じゃあありがたくもらっとく。ありがとな」
凌「…うん(微笑み)…あ、でもそれ…俺が貰ったのより飴一個少ないんだ…ごめん」
颯「ははっ、それ位気にしやしねぇよ。凌から菓子貰えるだけでもありがてぇからな」
額にぶつけられた飴玉を思い出し軟らかい笑みを浮かべる颯だった。

嵐「おい、凌。何故1つ颯にやった」
凌「…んー…なんでかな…お返し…もあるんだが…何となくあげなきゃって思った…」
嵐「…お前鈍いんだか鋭いんだか判らん奴だな」
凌「…?」


end.

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