お馬鹿が一途になる瞬間 2
次の日眠い目をこすって上のコミュに行ったんだぁ。僕だって下で遅くまで働いてるから眠いんだよぅ。でも叶君が待っててくれるから頑張っちゃった☆
「いらっしゃいませ。おや、随分と眠そうで、す…あ、すみません。遅くまで下営業してるんですよね。私としたことが失念してました」
「そんなに気にしなくていいよぅ。僕が叶君とおしゃべりしたかったんだもん。無理だったら僕だって誘われても断るしねぇ」
「そうですか?でしたら眠気覚ましになるような紅茶をお持ちしますね」
申し訳なさそうに眉を下げる表情が堪らなく可愛いなぁ。眠いのもあるんだけど下半身がウズウズしちゃうんだよねぇ。おっと、こんなのバレたらおしゃべりしてくれなくなっちゃうかもね☆
「お待たせしました。今日午前中ケーキ作ったんでよろしければ召し上がってください」
「うわぁ…叶君そんな事まで出来るんだぁーすごいねぇ…んーっ凄く美味しい♪」
「ありがとうございます…ところで私の名前…」
「んー?昨日会ったあと颯君に聞いちゃった☆ダメだったぁ?」
「いえ、颯さんから…納得です。あ、私お名前聞いてないですよね;」
「僕?そういえば言ってないねぇ。澤って言うの、よろしくねぇ」
今更自己紹介なんて変なのー、でも叶君が聞いてくれるなら何でも答えちゃいそう。何でかなー凄く叶君の事欲しいんだよねぇ…泣き顔とか可愛いんだろうなぁ…ゾクゾクしちゃう。
「あの…澤さん…?どうかされましたか」
いっけないっ、僕ってばトリップしちゃってた☆あのままだったら僕イッちゃってたかも。
「ううん、何でもないよぅ、叶君可愛いなぁって見とれてただけ」
「え?は?…何そんな冗談を急に…///」
うわーん、真っ赤になった顔も可愛いーーー♪我慢って体に良くないよねぇ、ちょっと味見したくなっちゃった☆
僕は向かい合わせで座っていた場所を叶君の隣に移動して肩を抱いてみた。
「さ、澤さん!?///えと…この手は…;」
「うーん、叶君可愛いから触ってみたくなっちゃったぁ、ダメ?」
「ダメとかではなく…その…///」
初心な感じが堪らなーーい!!モロ下半身直撃っ!!それに嫌がってるって言うより照れてるだけみたいだしぃ大丈夫そうかなぁ。
「叶君可愛いーーー!!」
「澤さ…Σんぅ…///」
思ってた通り叶君の唇柔らかーい!!ビックリして大きな目を見開いて腕を必死に押してるけど無理だよぉ♪閉じられた唇を舌でペロペロ舐めてたら薄く開いたからすかさず舌を潜り込ませて口内を一通り舐めた後絡ませてみた。
「ふぅ…んッ…あふッ…んんッ///」
時々漏れる甘い声と僕の腕を必死に掴んでくる手が可愛くて夢中になってたら押し倒してた。不思議だねー。
ゴソゴソと服を弄ると時折ピクンと身体が揺れる。うーん、感度良好だねぇ。ますます僕の好みだなぁ♪服の裾を引き出しソコから手を入れ目指すは頂上!なーんてね☆楽しく堪能してたら扉が開く音が。
「ただいまー!って…お前ら何やってんの!?」
「あ、猫君だ、あのねぇ…」
バタバタと駆け寄りソファを覗き込んできた猫君につい反応して身体を離した途端、パシンと乾いた音が僕の頬から聞えた。
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