運命の相手?オマケ


「尊ぉぉぉぉぉーーーー!!」
「ん?Σうわーーー何、何っ????」
「はあっ!?頼っ!!」

猫と尊が宣伝から帰ってきた直後、後ろから尊にガバリと覆いかぶさって来たのは頼だった。

「な…なんでボクの名前…猫…」
「Σオレじゃねーよっ!!おい頼!!何処で聞いたんだよっ」
「あ?颯に聞いたらすんなり教えてくれたぜ♪」

あのバカ…と猫はドスドスと建物の中に入っていく。

「ちょ…猫っ!!コレ剥がして行ってよっ!!」
「猫はオレらに気利かせてくれたんだろ?尊ー尊ー!!可愛い名前だなぁー♪」
「き、気持ち悪い事言わないでっ!!それより離れてよっ!!」
「嫌に決まってんだろ。あー尊いい匂い♪」


猫と颯、電話での会話――
「何で尊の名前教えてんだよっ!オレが疑われたじゃねーかっ!!」
「…っ?す、すまん;教えるなとは言われてなかったから…」
「ムッ)いいから早く上がって来いっ!!尊が襲われてんだよっ!!」


尊にベッタリとくっ付いた頼が引き剥がされるのは、連絡を受けて慌てて上がってきた颯に殴られてからの事。


end.

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