ちゅーしよ




――穏やかな夕方。コミュルームには猫、蒼が、そこに奥の部屋から凌が出てきた――

凌「なあ…猫、ちゅーしよ…」
猫「んー?いいぜ♪ちゅーー(ほっぺたに軽く口付ける」
凌「…違う…こっち…(猫の唇に口付ける」
猫「……うはービックリしたー…(口を触り」
凌「…猫も…ちゅーして…」
猫「あ…う…うん…そーだな(こんな事で緊張してどうするんだ;」

凌「……猫…するの嫌か?(シュン」

(あぁ…!凌にたれた犬の耳と尻尾が見える…気がするっ!!)

猫「こ、こうでいいか?(凌の口に軽く口付ける」
凌「…うん…ありがとう、猫…(嬉しそう」

――二人のやり取りをジーっとみていた蒼が口を開く
蒼「何で凌はちゅーって言うんだ?キスじゃねぇの?」
凌「…キス?…テレビではちゅーって言ってた…」
蒼「テレビ…?お前何の番組見たんだ?」
凌「え…4時からの『親子で遊ぼう』[←架空の子供向け親子番組]だが…」
蒼「何でそんな番組見てんだよ…お前は;」
猫「いつもその時間いないと思ったらそんなモンを…;」
凌「…見ちゃいけない番組なのか…?」
蒼「いや…見ちゃいけねぇっつーより、高校生の男はそんなモン見ねぇな、普通」

猫「で?何でオレとちゅーしようと思った?」
凌「……その番組で仲良しな人とはちゅーするって言ってた…」
猫「親愛の意味か…(ホッ」
凌「…ここで一番好きなのは猫だから最初にしようと思った…」
猫「ふーん…って最初…?」

――猫が気づいた時には時すでに遅し…
蒼「Σ!ちょい待てっ!!凌っ!!オレにはしなくてい…(凌に肩を掴まれ口付けられる」
猫「あーあ…;やっぱり…(はぁ;」
凌「…猫…今日嵐と叶も来る…?」
蒼「…お前全員とする気か…?(若干青ざめながら」
凌「うん…皆好きだから…」
猫「わはははっ!!すげーチャレンジャーだなwwえーと…休みにはなってねーし、来るんじゃね?(カレンダー眺めつつ」
凌「…そうか…良かった…」
蒼「わぁ…;運のねぇ奴ら…まぁオレだけじゃねぇからいいか…」


――そしてメンバー全員が凌のちゅーの餌食になったとか…――

その後――
凌「…皆好きなのに…猫とが一番嬉しかった…もう他の皆とするのはやめよう…」

end.

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