お仕置きって…




叶「二人ともおかえりな…」
猫「何でオレがお仕置きされなきゃいけねーんだよっ!」
嵐「あぁ!?貴様、他コミュで俺様に恥をかかせておいてそのセリフを吐くか?」
叶「…(相変わらず仲がいいんだか悪いんだか分からない二人ですね…;」

嵐「叶、俺達はちょっと篭る。誰か来たらお前一人で相手しろ(後ろでギャアギャアわめく猫は完全に無視しつつ」
叶「全く嵐さんは横暴…(ジロリと睨まれ)…はぁ、判りました。私一人じゃ大変なんですから、あまり長居しないでくださ(ドアをバンっと閉められる)…困った人ですね…;」

――ふと時計を眺める…1時間以上はとっくに経っていた。――
叶「困った人たち…(席を立ち)そろそろ仕事して欲しいんですけ…(ドアの前で立ちすくむ」

猫『ちょ…はぁ…嵐ぃ…もぅ無理…』
嵐『この位で俺様が満足すると思っているのか?もっと深くだ』
猫『っん…もう…限界だってば…』
嵐『まだ約束の半分にも達してないが?(クスクス』
猫『限界…身体壊れちまうって…』

叶「…………」

叶「えーっと…これは…(汗をかき顔が赤くなっている」
凌「…叶…?何してるんだ?…そんなところで」
叶「Σひっ!し、凌さん…えっと…;」
凌「…?…中に猫いる…」
叶「えっ、あっ、ちょ…!!(凌がドアを開け放つ」

凌「…猫…大丈夫か?」
猫「あー凌…んー…ちょっと大丈夫じゃない;」

――うつぶせに倒れている猫と椅子に座ってそれを眺めている嵐。部屋の入り口から動けない叶――

嵐「あん?叶、どうした?そんなところに突っ立って」
叶「い、いえ…何してたのかなーって…思いまして…」
嵐「見れば判るだろ?腕立てだ。この馬鹿が俺様にたてつくからな。お仕置きだ」
猫「嵐ひでーの。めっちゃくちゃ疲れてんのにもっと腕曲げろとかさーオレ明日ぜってー筋肉痛だわー;」

凌「…猫、腕揉んでやる」
叶「…腕…深く…曲げる…(自分の間違いに気づいて赤くなる」
嵐「どうした叶?随分顔が赤いようだが(ニヤリ」
叶「!!(絶対この人私が聞いてるの気づいてあんな…」
猫「嵐、もういいだろ?他コミュでの事は悪かったって。これ以上やると仕事になんねーからな、凌ありがとーちょっと楽になった♪」
嵐「根性の無い奴だ。まぁいい、今後ないと言うなら許してやらんでもない」
猫「偉そうだなーwwじゃあ仕事しますか、行こう、凌」

猫「叶の側を通り過ぎ去り際)立ち聞きはよくないなー、叶。想像通りだったらどうする気だったんだ?(ニヤニヤ」
叶「!!」
凌「…想像通りって…何が?」
猫「クスクス)凌は知らなくていい事wwだよな、叶」
叶「…はい…」
凌「…気になる」
猫「そのうちなーwwさー仕事仕事♪」

end.

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