こんなはずじゃなかった


二人でがむしゃらに夢を追いかけていたはずだった


あいつが執行人になって


俺があいつのパートナーになって


共に歩いていくことができると


子供みたいにはしゃぎまくった


なのに…


“ごめんね…ごめん”


何で謝るんだ

何で泣くんだ


何で…何で禁魔法律家になんかになってんだよ



ずっと一緒に頑張っていこうって言ったじゃねぇか

いつからだったんだ


禁魔法律家に堕ちたのは…



“ヨイチのこと大好きだったよ…この世で一番大好き”


あぁ、俺もだ


俺もミョウジが好きだ

愛してる


“だからね…もうさよならなの…今までありがとう”



残された最後の言葉


別れの言葉なんて聞き入れられるわけがない


追いかけるさ、どこまでも


そしたら、ちゃんと俺もお前に好きだって言うから


その時は逃げないで聞いてくれよ…?



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