「ねぇねぇ大輝!黒子君ってかわいいよねぇ、さつきが好きになるのもわかる気がする」

「知るか」

「火神君もあの跳んだ瞬間何とも言えないオーラを感じるし!」

「…おい、だりぃからもう寝ていいか」

こいつは天然だってわかってる

わかってんだけどこれ以上聞いてられっか


「えぇー…寝ちゃうの?つまんないなぁ…仕方ない、今吉さんにかまってもらいに行こうかな」

「ちょっと待て!」

「わっ…!な…何!?どしたの?寝るんでしょ?手、離してよー」

「お前さぁ…わかってんのか?」

強引にミョウジの手を引いて床へと押し倒す

そのまま馬乗りになってオレはこいつの手を床に縫い付けた


「他の奴の話ばっかしやがって。くっだらねぇ!お前はオレの女だろ」

「え…?あ…んっ…」


やや乱暴に首筋に吸い付いて跡をつける

…暫く消えねぇようにきつめにつけとくか

「それ、隠すなよ」

「え!?そんなぁ…見られたら困るんだけど」

「知るか」

「…いちいちこんなことしなくたって私は大輝のものなのに…」



顔を赤らめてそっぽを向くナマエ



何だよ、それ


…やっぱり天然は凶器だな



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