「団長ー、団長ー!今日も無事生き残れましたね!」
「そうだな。今日はそれほど死傷者も出なかった。良いことだ」
「はい!そうですね!」
「何より、君が無事で良かった」
「むぅ…私だって一応リヴァイ班の一員ですよ?簡単にやられたりしませんって!」
「そうだったな。すまない」
「わかればいいんです。…あ、そうだ!団長、ちょーとじっとしててくださいねー」
「…レイラ?何を…」
「よいしょ…っと!えへへ、やっぱり団長の膝の上は落ち着きますね!」
「…まったく…君という人は…」
「エルヴィン団長、大好きです!」
「レイラ…」
「んッ…ふッ…」
「私は愛している、誰よりも君を…」
「な…ななな…!いッ…いきなりはダメですよー!!」
忙しなく変わる表情。
どこまでも純粋な感情をぶつけてくれる君。
その全てが愛おしくてたまらない。
まったく…我ながらまだまだだな…
他の何をかもを捨てられても
君だけは…レイラだけは
手放せそうにないようだ。
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