「おーい、ライナー！サシャー！」

「ん？コニーか、どうした？」

「俺さぁ、最近変なんだよなぁ、痛いんだよ」

「お腹がですか？」

「お前と一緒にすんな芋女！」

「なっ！私はお腹痛くなったこと全然ありませんから！」

「おい、話逸れていってるぞ。それで、何が痛いんだ、コニー？」

「あぁ…何つーかさ…うーん、胸がなぁ」

「胸…？今もか？」

「いや、ずっとじゃなくて…あ、ほら！ああいうの見ると何故か痛くなるんだよ！」

「あれって…レイラとジャンですか？」

「レイラとジャンが話してるな」

「うん、何かさ、レイラが男と話してるの見てっともやぁっとすんだよなぁ」

「何ですか、それ」

「ミカサとかアニとかだと痛くねぇんだけど」

「……なぁ、コニー、それって…」

「おっ、ライナーわかんのか!?やっぱ俺何かの病気!?」

「いや、病気じゃなくて…これ俺が言っていいのかわかんねぇけど…お前さ、レイラのこと好きなんじゃないか？」

「あぁ、そうですね！確かに！」

「？レイラのことは普通に好きだぞ、お前らだって好きだろ？」

「いや、そうじゃなくて…」

「何だよ」

「一人の女として好きってことだろ」

「…俺が？レイラを？」

「コニー、逆にレイラと一緒にいてドキドキしません？」

「うーん…確かにそうだな」

「ほら、やっぱり好きなんですよ！」

「好き…好き…俺がレイラを…好きかぁ」

「鈍いのかバカなのかわかんねぇなお前は…コニー？」

「そっかぁ…よし、俺ちょっと行ってくる!!」

「は!?おっ…おい!!!」




















「それでねーこの前ミカサとエレンが…」

「おい、俺はエレンの話なんか聞きたかねぇぞ」

「えー」

「レイラー!!」

「あ、コニー、どしたの？」

「俺さ、お前のこと好きだ！」

「…はい!?」

「だから！俺レイラのこと好きなんだって！」

「ちょっ…何でそんないきなり…！みんなこっち見てるし！」

「レイラは!?レイラはどうなんだ？」

「えぇっ!?う…うぁ…す…好き…だけど…」

「本当か!?よっしゃぁ！これでレイラは俺の恋人だな！おいジャン！これからはあんまこいつに近づくなよ！」

「………………何なんだよ、お前ら」







これが唐突で直球すぎる彼からの忘れられない告白でした。



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