「お帰り、生きて帰ってきて何より」

「あぁ」

「今回は随分すごい収穫があったみたいだね。エレン・イェーガーだっけ?まさか巨人になれる人なんて…」

「人間だかわかったもんじゃねぇがな」

「またそんなこと言って…そんな曖昧なこと言ってたらうちの師団長に処刑されちゃうよ、その子」

「は、腰抜けが」

「あれでも私の上司なんだから。まぁエルヴィン団長の方が私は好きだけど」

「上司が誰だろうとてめぇは憲兵になったんだろうが」

「まーね。だってリヴァイが調査兵になるんだから私は憲兵にならないと」


内側と外側

両方からこの世界を変えていくために


「戦闘には参加できない駄目な奴だけど…これからもよろしく、相棒」

「……好きにしろ」


立場は違えど預け合う背中はある

そうして二人で戦っていけたらいいんだ



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