「怖い怖い怖い…壁外調査めっちゃ怖いぃ…行きたくない行きたくない無理無理無理無理」
「あ…あの…先輩…?」
「あぁ、エレン。それはほっといていいのよ」
「え、でもレイラさん大分危ないですよ?」
「そりゃいつもだ。壁外調査前はいつもそんな感じなんだよ」
「へぇ…負のオーラがすごいですね…」
「マジさー…あの巨人の目がまず無理…ありえない。こっち向くな、ついでに死ね。死ね死ね死ね…」
「何か呪いの言葉みたいに聞こえてきたんですけど」
「……情けねぇ」
「まぁまぁ兵長。恐怖ぐらい誰だってありますよ。俺は漏らさないだけマシだと思いますけどね」
「エルドォォ!!余計なこと言うなよ!威厳とかさぁ!!」
「え!?空中で撒き散らしたってことですか!?すげぇ」
「え、何何?オルオとペトラが漏らした時の話?」
「何であんたはこういう時だけ食いつく!!」
「あはは、だってあの時のことは面白かったからね!聞いて聞いてエレン!その時二人ったらねぇ…」
「ぎゃぁぁ!!レイラー!!!!!」
何というか…
いい意味で、俺の班には愉快な先輩がたくさんいて飽きないです
あくまでも、いい意味で
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