武器が嫌いな彼


武器が好きな私


どうしても交わらない


だけど


私はどうしようもなく彼を好きになってしまった

「ヨナ…」

「何？」

「ヨナは…私が、あなたのこと好きって言ったら困る？」

「別に困らない」

「…その“好き”は普通の意味じゃなくても？」

「…？」

「恋愛感情ってこと」

「レイラが僕を？」

「そう。もしもの話」

「別に困らないよ」

「本当に？」

「うん」

「それが…もしもの話じゃなくても…？」

「困らない。多分僕もレイラのこと好きだから」

「え…？」

「だから、困らない」




交わらない二人

でも

いざ交わる時は一瞬で…



こんなに簡単に繋がった



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