「なぁなぁ京?」
「何や」
「昨日な、私桑原に迫られたんやけど…」
「…は?」
「もち、ソッコー蹴り入れたったで」
「…当たり前や」
「そんでな、そん時に言われたんやけど…」
「何をや」
「“京より俺のがテクニックあるで”って」
「アホらし…」
「私も最初はそう思っとったんやけど。後から段々気になってきてしもて…」
「まさかお前…あいつとヤったんか?」
「何言うてんねん!!私が京以外とヤるわけないやろ!!」
「お前そんなに俺のこと好きやったんか」
「…んなっ!!アホ!!勢いで変なこと言ってしもたやないかぁ!!」
「俺のせいやないやろ」
「まぁ、京のこと好きなのはホンマやから別にええわ。ヤク中やけどー」
「うっさいわ。おい瑠香、今日帰ったらヤるで」
「え!?何でいきなりそうなるん!?」
「なめられたままにはしておけへんやろ」
「それ桑原のことかいな…しかも帰ったらって…黒飴ちゃんの部屋で!?」
「アホ」
「…ですよね。ならさっさと星人倒しますかー!!」
「スピード上げるで」
「うん!!」
「山咲さん…何で二人共あんなむちゃくちゃな爆走しながら星人倒しつつ普通に会話してはるんですか…?」
「あぁ、あれはほっとき。いつものことや」
バイクは交通ルールに則って正しく運転しましょう。
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