「クリスター!!今日も何てかわいいの!!結婚してくれ、いや真面目に」

「え…え…!」

「おいこらレイラ。誰の女に手出してんだ。クリスタと結婚すんのは私」

「出やがったなこのそばかす男女…!!」

「あぁ?やるか?」

「いーよ。こちとらアニ直伝の蹴りがあるからね。いつでもこいや!!」

「ダ…ダメだよ喧嘩は…!」

「クリスタが言うなら止めるー!!」

「変な猫なで声出してんじゃねぇよ。クリスタ、危険だ。レイラから離れろ」

「はぁ?これが私の素だし。あんただけだよ、私が敵意むき出しにすんのは。まさか…気づいてなかったとでも仰いますかぁ!?あはははは!だっさ!!」

「てんめぇ…!!」

「ふ…二人とも…だから喧嘩はダメだって…!!」

「クリスタ…女はね、戦わなきゃならない時があるの…それが今!」

「死ねレイラ!!!」


「くらえそばかす!奥義「何をしている貴様等」

「うわぁ…!!教官…!!!」

「レイラがサボって絡んできました」

「てめっ!!適当なことを…!!」

「ほぅ…それは本当か?」

「サボってたのは本当ですがクリスタも一緒でした。二人でこいつにちょっかい出してしまって…」

「え…!?私!?」

「な…!!お前何クリスタまで…!!」

「サボるとは二人共いい度胸だな…罰として今から夕飯の時間までずっと走っているがいい」

「はい、すいませんでした!行こうクリスタ、じゃあなそばかすー!!」

「え…あの…レイラ!?」

「おいこら待て!」


「だーれが止まるか!!ひゃっほぅ!!クリスタとランニングー!!」

「ま…まさかそのためだけに…?」

「ごめんごめん!!後で飯半分あげるから許して!!」

「もう…レイラったら…」


「よっしゃー!!愛のランニングだーい!!」





本日の勝者、レイラ



/ back
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -