「アールーミーン」
「どうしたの?」
「愛してるって言ってくれない?」
「え!?」
「いいからいいから」
「愛してる」
「んー…やっぱ何かちょっと違うんだよなぁ…ねね、次は好きだよって言って」
「好きだよ」
「うん…やっぱアルミンには愛してるより好きだよの方が似合うね!」
「何それ」
「何となくそう思っただけだから気にしないで」
「…ねぇ、レイラ」
「んー?」
「僕にも好きって言ってよ」
「えぇ!?」
「いつも僕ばっかり言ってるからさ」
「な…そ…そんなの言えるわけ…」
「僕はちゃんと言ってあげたんだから。ね、早く」
あたふたと慌てる君
かわいいなぁ
「うー…あー…す…好き、だよ」
「うん、僕も好き」
真っ赤になる君の姿に耐えられなくて
僕はその形のいい唇にキスをする
「ななな…!!何でキス…!?」
「レイラがあんまりにもかわいいからつい」
「…!!」
こういう言い方は少し意地悪だったかな
でも最初に仕掛けてきたのは君なんだから
これぐらい許されるよね?
← → /
back