ポッキー(?)ゲーム

元気もの:ポッキーゲームを知っている島民があの中にいるのかは甚だ謎だが気にしたら負け。


・なるの場合

「ぽっきーげーむ?」

「そうだよー。一緒にやってみる?」

「よしっ!来い陽向ネェ!!」

「何で戦闘態勢!?違う違うそうじゃないよ!」

「はっはっはっー!このエクセレントミルクチョコソードには誰にも勝てんち!」

「ああもうしょうがないっ…!!こ…このプレミアムビターチョコソードには勝てまい…!!」

結果:ポッキーがライトセ●バーのようだ。


・美和とタマの場合

「陽向姉、ポッキーゲームやらん?」

「ポッキーゲーム?そういえば子供の頃やったっきりだなぁ。いいよ」

「ふっふっ、後でヒロ兄に自慢してやろーっと」

「何でヒロ?」

「あぁ、こっちの話やけん、気にせんといて」

「………ない」

「タマ?どうしたの?何か言った?」

「私は百合じゃ興奮しないのよぉぉぉ!!!!」

「「何のこと!?」」

結果:誰か先生とヒロ呼んできて。


・ヒロの場合

「学校でもみんなよくやってるし、私達もやってみる?ポッキーゲーム」

「は!?お前なぁ、それは相手が友達だからだ」

「私とヒロは友達じゃないの?」

「そういうことじゃなくて…同性の友達じゃなきゃ色々マズいだろ」

「……あ!」

「…ったく、もっと早く気づけって…」

「ごめん…」

結果:まるで青春の1ページ!!


・半田先生の場合

「先生はポッキーゲーム、やったことなさそうですよね」

「まぁ、正直言って一度もないな。川藤から何回か単語を聞いただけだし…」

「じゃあ、実際やってみますか?今日ポッキーいっぱい持ってるので何回でもできますよ」

「え!?だってお前それ最後には…!」

「どうぞ先生、くわえてください!」

「待て待て待て!!ストップ!俺はやるとは言ってないぞ!」

「いいんですか?」

「いい!女子高生とそんなことやったなんて知られたら各方面から圧力かけられる気がするから!」

「そんな、犯罪じゃないんですから…」

結果:大人の判断ではない。ただのヘタレだ。


総評:そんなグダグダしてばかりいるとチョコレート溶けるんじゃなかろうか。
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -