毎日がキラキラしていた。 憂鬱で仕方なかったホグワーツへの留学だったのに、そんなものは初日からふっとんでいた。 笑ったり、怒ったり。 時には泣いたり……ドキドキしたり。 ガサツな私に、"ジャパニーズはシャイじゃねぇのかよ!"と何度貴方は言ったかしら? だけどね、本当は貴方に声をかけられる度に、触れられる度にドキドキして死にそうだったのよ。 勿論、貴方はきっと気付いてなかっただろうけれど。 結局、シャイで臆病な私は貴方との関係が崩れるのが怖くて、最後までこの気持ちを伝える事が出来なかった。 ――帰国したらもう逢えないと、分かっていたのに。 >>Love means not ever having to say you are sorry. |