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breeze*
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:: 過去のkrkSS
「だ、だから!あの人とは別に」「あン?」こちらを見下ろす青峰の鋭い視線を受け止めきれずに、咄嗟に視線を逸らそうとして――「俺から目を逸らすなんてイイ度胸してるな、くそアマ」ぐいと掴まれた顎、そして目を見開いたのとほぼ同時に、突き刺さる視線と一緒に唇に温かい何かが触れた。
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「ホント、大輝て無神経よね」「あ?何だ?」「彼女の前でエロ本なんてありえない!」「別に健全な証拠だろ」「ふぅん、じゃあ私も(ごそごそ)」「なっ!おま、どっからそんな本持ってきやがった!」「えー?秘密ー私も健全ですからー」とか言いながら雑誌の男性グラビアを艶に見つめる彼女に、大輝は溜息を吐いた。

「ねぇねぇ、この人のパンツ!すごいブーメラン!」ケラケラと笑いながら指差してみせてくる雪菜に、大輝は手にしていたエロ本をぶん投げた。「わぁった、テメーの言いたい事はよーく分かった」「へ?」「んな溜まってたなんて、気付いてやれなくて悪かったな」ニヤりと口元をあげた大輝は雪菜の(ry
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「黄瀬くんって、認めた人には〜っちってつけるでしょう?」「んー、意識してる訳じゃないッスけど、言われてみればそうかもッス」「ふぅん」「どうしたんスか?」「私の事は……名前呼びのままだなって思って」

そう告げて、しまった!と顔を強ばらせた雪菜は、咄嗟に手にしていたジュースに口をつけた。「何だ、気にしてたんスか?」そんな彼女にくすりと笑った涼太は、さらりと頬を流れた雪菜の髪の毛に手を滑らせた。「大事な人の名前は、そのままで呼びたいんスよ……雪菜って」
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珍しく凹んでる青峰くんがぎゅーってしてきたらいい。顔を挙げさせないぐらいに強くぎゅーって。「潰れちゃう、よ」って苦しそうに告げても、ぎゅーって。ぎゅーーーーって。頭ぽんぽんって何とか手を廻したらぼそっと「悪ぃ」って呟く大輝くん下さい\(^o^)/
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黄瀬君だったら、凹んでるところに手を広げておいでってすると、おずおずってぎゅってしてきそう。「もっとぎゅってしていいよ?」「でも……潰れちゃわないっスか?」とか最後まで彼女を気遣う彼をぎゅって抱きしめると、安心したみたいに同じ力で抱き返してくるそんな黄瀬君いとをかし。
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ソファでバスケ雑誌読んでる青峰くんの後ろからぎゅって抱きつきたい。何だ?って振り返って視線だけで聞いてくる彼に、無言で抱きついてたら、暫くして雑誌をばさっと投げ置いてくるっと振り返ってぎゅーってしてほしい。無言の充電タイム。
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「氷室先輩って、何やっても怒らないですね?」どこか複雑そうな笑顔を張り付けて、こちらを見上げる彼女に、辰也はいつもの笑顔を浮かべた。「そんな事ないよ?」「でも、」辰也は一瞬だけ彼女の背後に鋭い視線を投げかけてから、的外れな質問をしてきた彼女に微笑みを落とした。
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「何で!いいじゃん!シリウス間近でみたい!」「駄目なもんは駄目っス!だいたいシリウスさんには彼女が、」「ただのファンだもん!」頬を膨らませてこちらを見上げる彼女に、涼太もまたムキになって返事を返した。俺だけを見ていて欲しい、なんて今はまだ言える訳はないと胸中で溜息を付きながら。
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「むっくん、ぎゅー」「ん〜?どうしたの、雪菜ちん」小さな彼女を腕の中に納めると、きゃーなんて笑い声が聞こえてくる。そしてひょこりと敦の腕の中から頭をだした彼女は、楽しそうに口を開いた「やっぱりここ、大好、いたたたた!腕痛い!」「ん〜だって可愛い事言うから」な、ほのぼの2人きぼん。
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(はさみ事件後)「別にそんな危ない事じゃ、」「じゃあ私にも同じ事できるの?」問いつめる視線に、征十郎は居心地悪そうに視線を逸らした「反省してる?」「してる。……ほら、おいで」つくづく彼女には敵わないし、こんな所を仲間に見られたくない、と征十郎は咳払いをしてから彼女の手を引いてその場を歩き出した。
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「好きです」「ありがとう。けど俺には大事な人がいるから、」「それ、週刊誌にリークしちゃいますよ?」不吉な笑みを漏らす女生徒に、涼太は一瞬だけ宙を仰ぎ見てから彼女を見下ろした「別にいーっス。それより、雪菜に手を出したらどうなるか……そっちの方はよーく頭にぶち込んどいた方がいいスよ」
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「ねぇ、好き」「あ?誰だテメー」「いろいろ溜まってるって聞いたから」意味深に言葉を発し、妖艶な笑みを浮かべてくる見知らぬ女生徒にチラと視線を映したものの、大輝は手にしていたグラビア雑誌に視線を戻した「テメーなんかじゃ勃たねーから」

2012/09/24 01:23 (0)
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