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子どもリンク視点
まさかこんなところにいたなんて…
俺はナビィを見る。
居なくなってしまった親友が、そこにはいた。
ガノンドロフ「どういうことだ?小さい小僧と大きい小僧は同一人物なんだな?」
がんもがマスターに聞いている。
ゼルダ「リンクー!」
ゼルダがまた飛び付いてきた。
またかわす。
ゼルダが壁に激突した。
マスター「そうだ!同じ人間だ。ただ少し時間が違うんだ。パラレルワールド!」
マスターは続ける。
マスター「おっきいリン君はガノンドロフ君、きみを倒した後、私にここに連れてこられたリン君だ」
マスターはおっきい俺を指差す。
マスター「そしてちっさいリン君。彼はガノンドロフ君を倒した後私にここに連れてこられなかったまま時間が進んでいるリン君だ」
俺にとっておっきい俺は過去の出来事だからね…
だからナビィもいるんだ。
…これは黙っていた方がいいよね。設定(?)がおかしくなりそうだし…
…ナビィには会えたけど、俺が探しているナビィとは違う。同じだけど。
マスター「つまりちっさいリン君は、おっきいリン君の未来なんだな!」
ガノンドロフ「…なんとなくわかった」
リンク「名前は?」
おっきい俺が聞いてきた。
当然俺はこう答える。
「勿論リンクだよ、リンク」
リンク「よろしくリンク」
ガノンドロフ「……」
「なんだよ」
がんもがまた俺を凝視している。そんな難しい顔してるから後退するんだよ?
「何が」とは云わないけど。せーぜー自分で考えろがんも!
ガノンドロフ「お前らはそれでいいだろうが俺はどう呼べばいい?」
「どのみち「小僧」でしょ?変わらないし。それにがんもが呼びにくいとかどーでもいいよ」
がんもが少しショックを受けている。
ぎゅっ
ゼルダ「子どもリンクはどうかしら?ねぇリンク?」
ゼルダに抱き付かれた。…復活はやいね。…気配消してやがったなこのババァ…
子どもリンク(仮)「離せよババァ」
ゼルダ「まぁいつからそんなに言葉遣いが悪くなったの!?ママ許しません!」
子どもリンク(仮)「お前の知らないうちだよババー!」
ガノンドロフ「確かに大きい小僧より口悪い」
ゼルダ「私の知らないうちに成長したのね!ママ嬉しいわ〜やっぱり可愛い子には旅をさせた方がいいわね!」
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