6
サムス視点
うるさい。
私はカップを置く。バイトちゃん(仮)も立ち上がった。
ヨッシーが客間に入ってきた。
ヨッシー「なんの騒ぎですか〜?僕二階に居たんだけど聴こえますよ…」
ハタキを持っている。掃除していたんだろう。
バイト「モニタールームで何かあったんでしょうね…あ」
サムス「なに?」
バイト「ネスさんプリンさん。一緒に来てください。創造主殿はきっとモニタールームにいますよ。挨拶をお願いしますね」
二人を呼んだ。
廊下に出るとモニタールームの入り口前にドンキーとピカがいた。
モニタールームからフォックスとリンクが出てきた。赤と緑のヒゲオヤジを担いでいる。
バイト「何があったんですか?」
フォックス「青いマシンがモニタールームに突っ込んだんだよ。交通事故!」
と、ヒゲオヤジ×2を床に投げ捨てる。
ナビィ〈ポイ捨て禁止だヨ…〉
フォックス「うっ…」
フォックスの尻尾が下がった。
…真面目ね。
サムス「この騒ぎを起こした青いマシンに乗ってた奴は?」
フォックス「自力で這い出てきたぞ」
私はチャージショットのチャージを始める。
フォックス「…姐さん?」
リンク「モニタールームの中に居るからね、そいつ。縛っとく?」
サムス「ありがとうリンク、お願い」
チャージ完了。
モニタールームへ入る。
ムキムキのオヤジが気絶していた。
…コイツか。
焦げたマスターが青いマシンを窓からブン投げていた。
空で「ドオォン!」と爆発した。また一つ爆発したわね。
私もアレやフォックスのアーウィンの二の舞にならないよう気を付けよう。
「よぅ!ここはスマブラ界だな!」
マスター「ようこそ…スマブラ館へ」
マスターはガックリしているように見える。浮いている位置がいつもより少し低い。モニタールームの修理のことだろうおそらく。
いつの間にかムキムキが起きたようだ。案外元気そうね。見た目通り頑丈そう
「俺の名はキャプテン・ファルコン!招待状を見て来たんだ」
サムス「…そう」
C.ファルコンに狙いを定める。
C.ファルコン「…なんだ?」
リンクが音もなく近寄り、C.ファルコンを縄でぐるぐる巻きにする。
C.ファルコンの表情が凍りつく。
サムス「…ムキムキキライなのよ!」
チャージショットが発射された。
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