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ピカ視点
マリオ達が食堂に戻ってきた。気付いたようにマリオが手にあるハリセンをポイ捨てする。
リンク「ポイ捨て禁止」
今は朝食だ。朝っぱらっから散々だったぜ…
オレはポケモンフードを食っている。よくあったな…
サムスの姉御にリンゴをもらった。昨日たまたま会って挨拶したときもお菓子くれたような…
朝食中マスターがここの説明をする。
マスター「ここはスマブラ界!」
マリオ「それは知ってる」
マスター「まぁ聞いてくれ!ここは私が創った世界。そのうち住人も勝手に移り住むぞ!」
えらく適当じゃあねェか。
そこで君達にしてもらいたいことは乱闘だ!
とマスターは云う。飯減ってるようだがアイツどうやって食ってるんだ?
マスター「君達は挑戦者なんだ」
マリオ「誰に挑戦するんだ?」
オッサンが聞く。
マスター「勿論私だ!強いんだぞ!君達のコトも知っている。色んな世界のヒーローだ!」
…オレはヒーローじゃねェな。どっちかって云うとオレのご主人がヒーローなんだが。まぁご主人一人じゃ戦えねぇが。
サムス「つまり私たちは、あなたの暇潰し?」
マスター「悪く云うとそうだ!!でも君達も腕をみがけるぞ!」
…それはいい。元々強くなりたくてご主人から離れたんだし。
フォックス「俺は借金…ゴニョゴニョその…金が必要なんだが」
…大変なんだなフォックス…昨日はアーウィン?ぶっこわして悪かったな、と心の中で謝る。
マスター「心配ない!その内増えるココの住人を楽しませればいいんだ!所謂給料だな!」
ヨッシー「乱闘して、ですか〜?」
マスター「そのとおり!まぁその内いろんなお店も出来るだろうからそこでバイトすればもっと稼げるぞ!」
やはりマスターの料理は減っている。
しっかし隣のヤツはよく食いやがるな。皿ごと食ってやがる。カービィっていったか…
リンク「…帰れるの?」
ナビィ〈もとの世界のコトだネ!〉
マスター「勿論だとも!」
…リンク、お前言葉少し足らねぇな。ナビィとかいうのがいて丁度か?
サムス姉御にまたリンゴをもらった。
マスター「大体の説明はこんなところだな。ま、乱闘をすると云ってもいっぺんに戦えるのは4人までだな。乱闘用のステージもある!」
ピカ「ここで戦うんじゃねェのか?」
マスター「ここで戦ったら痛いだろ?」
マスターが続ける。
マスター「リン君の剣で切られたら痛いだろう。血がいっぱい出て大変なコトにもなる!ココに医者はいない!」
リンクが自分の剣を見る。
リンク「…峰打ちとか」
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