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マリオ視点
マリオ「あ!ああ…こんにちは」
と俺も返す。マイペース?
「ここの人?」
…何がだ
マリオ「何がだ?」
俺は思ったまま答えた。
そいつはす、と俺を指差す。
…無口なのか?
マリオ「俺は違うぞ、気が付いたらここにいた。
…ああ、俺はマリオだ。」
と自己紹介をする。
「俺はリンク。」
歩き出しながら少年…青年はそう云った。
道を進む。屋敷が近くなってきた。
マリオ「ここのやつじゃないってことはお前も手紙もらって来たのか?」
リンク「…(こくり)」
やっぱり無口だな。
<ちょっとリンク!無愛想だヨ!!>
…今喋ったの誰だ!?
キョロキョロしていると、〈ここだヨ!〉という声がした。目の前に丸い羽のはえた妖精(?)がいた。
もしかしてこれ?
マリオ「リンク…」
リンク「何?」
マリオ「…お前ピーター○ン?」
リンク「悪いけど…」
に、決まってるよな、うん。俺は妖精(?)を見る。
〈妖精のナビィだヨ!よろしくネ!〉
あ、妖精なのか。
マリオ「ああ、よろしく」
…さっきから無意識の内に屋敷を目指している。
リンクがいたということは他にも招待(?)されてるやついるのかも…とかぼうっと考えていたらふいにリンクが話し掛けてきた。
リンク「…マリー」
マリオ「ああなんだ?ってマリー!?マリーってなんだよ!?」
リンク「屋敷近づいてきた」
マリオ「わかってるよ!」
リンク「マリー…アントワ○ットのこ…」
スパァン!
たまたまあったハリセンでリンクの頭を叩く。なんとなくハリセンで叩きたくなった。
リンクは無表情のままだ。ナビィも何も云わない。…ワケわからん。なんだコイツいつものことなのか?
…俺はハリセンをポイ捨てした。
リンク「ポイ捨て禁止」
そんなことをしている間に着いたようだ。
大きなお屋敷。
立派な感じだ。静か…
チャイムを押す。少ししてデカイ手袋が出てきた。
マリオ「手袋!」
リンク「…手」
ナビィ<キャア!モンスター!フロアマスター!?>
俺達のリアクションを無視して手袋は云う。
「やぁ!ようこそスマブラ館へ!!」
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