お化け屋敷

「知ってますかDIOさん」
「なんだ?」
「お化けってのは昔の人の見間違いがほとんどなんですって」
「ほう」
「だから、お化けなんて本当はいないんですよ」
「そうか。じゃあなまえ一人で行けるだろう?」
「嘘ですお願いです一緒に」
(ガタガタッ)
「ひゃうぅぅぅぅ!!」
「…ほら、私の腕に掴まっていろ」
「ううっ…DIOさんは恐くないんですか?」
「なぜ私がそんなものに怯えなくてはいけないのだ?」
「DIOさん見たらお化けの方が恐がりますもんね」
「いい度胸だななまえ」
「あ、ごめんなさいだから置いていかないで!」
「まったく、なぜ私がこんなところに…(ぶつぶつ)」
「ま、待って、待ってください!」
(ぎゅっ)
「(まぁ…今回は許してやるか)とっとと抜けるぞ、目でも瞑ってろ」
「は、はい…」
(ガサッ)
「ひぎゃーーー!!!」
「煩いぞなまえ!」








(2011.9.3)
DIOさん吸血鬼だから全然恐くないだろうな





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