博物館

「でっっかい…」
「うん、大きいね」
「こんなのが地球上にいたんだね、ジョナサン…」
「今から約6550万年前ぐらいだよ」
「はぁ…神秘的だねぇ…」
「(お隣に恐竜みたいな奴が住んでるんだけどね)」
「ジョナサンはいつもこういうのを研究してるの?」
「んー僕の分野とはちょっと違うけど、好きで調べたりはするよ」
「こんなに大きいとたくさん食べなきゃだよね」
「(そういえばテレンスさんが、ディエゴのせいで食費がヤバイって嘆いてたっけ)」
「こないだ、書籍で発掘キットみたいのが出てから買おうかな」
「それなら今度の実地調査に連れてってあげようか?」
「え!いいの?」
「見学ならね。掘らせてあげられないけど(なまえだと壊しちゃうかもしれないし)」
「ジョナサンの働いてるところが見たいので連れてってください」
「なまえの頼みなら喜んで」
「わーい!ありがとー」
「どういたしまして」

「…一度でいいから本物の恐竜が見てみたいなぁ」
「なまえ、しばらくDIOの家に遊びに行っちゃ駄目だよ」
「なんで!!(DIOさん家のご飯すごくおいしいのに!)」








(2011.8.21)
ディエゴに会わせたくないジョナサン。
博物館にはロマンが溢れてる。





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