「またそーやってお前はァァ!弥生をイジメるなと言っているではないか。イジメ、かっこわるい」
「イジメじゃねェ教育だ教育。お前知らねーだろーけど、コイツの惰眠時間は許容範囲を越えてんだぞ」
「惰眠に許容が必要なんですか」
『皆無だよ新八…何人たりとも私の睡眠を邪魔する権利はないよー』
「おめーは黙ってろ」
ペシッと頭を叩かれれば、またも桂の声が飛ぶ。
「女子を叩くとはどーゆうことだ、AVか貴様ァ!」
「DVだろォォ!!このサイト健全サイトなんでそーゆう発言間違ってもしないで下さいよ!!」
「いや大丈夫じゃね?原作がもうジャンプにあるまじき事連発してるから問題ねーよ」
「モザイクは必須だしな」
「弥生、こっちへ来い。眠いなら俺のベッドを貸してやるぞ。久しぶりに一緒に寝ようではないか」
「何言ってるアルかヅラぁ!弥生と一緒に寝るのは私ヨ!ゴツイお前とじゃ弥生窮屈ネ」
「ゴツくない。どちらかと言えば華奢な方だぞ俺は」
「自分で華奢とか言うな気持ち悪い。元からだけどな」
「そーゆう貴様も元から天パだぞ。哀れだな」
「んだコルァ、テメーのその長髪パンチパーマにしてやろーか。髪傷みすぎてハゲろ」
「ハゲじゃない、サラッサラだ」
「おめーら何の話してんの?」
長谷川の言葉に銀時と桂は睨み合うのを止める。 と、今まで隣に居たはずの弥生の姿が忽然と消えていた。
「アレ?神楽…弥生は?って、お前えええ!!」
「ちょっと神楽ちゃん!!コレ!弥生ちゃんが持ってきてくれた果物全部食べちゃったの!!?」
「生物は早く食べたほうが美味いアル」
「だからってなァ!少しぐれー残してくれてもいーんじゃねーの!?」
「何だヨー、じゃあ今度からは早く言えよなー」
言うと神楽は口に指を突っ込む。
「やめろォォォォ!!!リバースすんなァァァ!!」
「いい!いいって!!お前の胃袋と仲良くフルーティやってるようなら無理して離さなくていいから!!別れ話持ち込まなくていいからァ!!」
「…で、弥生はどこに行ったのだ?」
「弥生ちゃんなら帰ったぜ。鼻唄歌いながら」
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