「…あの雲の中で、父さんはラピゅタを見たんだ!」
「ちょ、緋蝶ちゃんww」
「私は思う訳だよ、レーザーとかラピゅタの位置を示しているとしか思えないってね」
「緋蝶ちゃんってジブりそんな好きやったっけ?」
「それなりに好きだよ、一番はもの○け姫なんだけどね、ヤックルは俺の嫁」
なんて友達と体育の時間に木陰で話していたのはついさっきの事、そしてこの人の遭遇したのは今現在
「…えっと、何のご用ですか?」
うわぁ…身長高!チビな私からすれば見上げちゃうくらいなんだが…
なんかね、背高くてもちょっと上向く位なんだけどこの人はホント見上げちゃうよねー
この人知ってるんだけどね、アレでしょ…才気煥発の人←
「さっきジブりの話が聞こえたけん飛んできたばい!」
「ぇ、じゃああなたもジブりを…」
其処からジブリ話で盛り上がったのは言わずもがな
「私大きい雲見るとラピゅタがあるって思っちゃうんだよねぇ」
「俺もたい!」
「あーヤックルに乗りたい、アシタカ羨ましすぎる」
「俺もサツキかメイちゃんがうらやましか、トト○に出会いたいばい」
「「…おいそこの、なに緋蝶と仲良くしてるんや」」
友達がクラスの輪に入っていっても体育が苦手というかあまり好きじゃない私は傍観していたわけで、
そんな時に来たのが彼、千歳千里くんです、自己紹介の所省いたけどちゃんと名乗ったからね!←
で、盛り上がってた時に2人が来たわけです、あれ、宮野さんがこっちを睨んできてますよ?怖いんですけど…
「というか千歳、違うクラスやん、なにしとるん」
「ジブりの話が聞こえて飛んできたばい」
「デジャヴ…)うん、ノリで話してたら盛り上がっちゃって…」
あははーと私が笑うと何だかよくわからないけどその場の皆の雰囲気が和んだ
そんなこんなで体育の時間も無事に終わり千里くんはクラスへと帰っていった(森へお帰り…って言いたくなった←
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