「にしても財前くん凄い穴場知ってたね、私暫く入り浸りそうだよあそこ」
「お前も良い場所しっとったくせによう言うわ」
なんて会話をしながら２人してやってきたのはこれまた彼のお勧めのカフェ、お洒落だしお店の雰囲気も落ち着いていて私好みだった
「財前くんなに頼む？」
「カフェモカ」
「あれ、意外と甘党？」
「うっさい、でお前は？」
「同じのでお願いします」
「お前も人の事言える口か」
「あははー…あ、デザート食べる？」
「白玉ぜんざい」
「わぁ、甘そう…じゃあ私生チョコケーキで」
「お前も十分あくどいもんたのんどるやろ…」
なんて話をしながら２人してカフェモカとデザートを頼み、
更に運ばれてきたカフェモカに２人してさらに砂糖を投下しまくっていたのだった
「…やっぱりこれ位入れるよね？」
「この位いれんと甘くないやん」
「私この前そんなに入れてよく飲めるねって言われた」
「は、こっちからすればその薄味で良く飲めるわな」
「全力で同意です」
まさか彼も私に負けじと劣らずな甘党だとは知らなかった
何だかんだ言って２人してあくどいものを飲んだり食べたりすることとなった
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