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-一組目 真田・柳・赤也-
「ある意味俺も死亡フラグが…」
「何か言ったか?」
「いえ、別に…」
食べる前から胃が痛くなりそうだと赤也は腹をさすった
「ではルールの説明をする、饅頭は三つずつ、一つだけが当たり、選んだ饅頭が被った場合はじゃんけんか話し合いで決めること…簡単だろう」
「確かに単純でわかりやすいルールだ」
「更に揉め事を避けるため10秒間選ぶ時間を設ける、その後一斉に選んだ饅頭を指させ」
そう言いながら小皿に乗せた饅頭を真田と赤也の前に置いた
「赤也、俺がそちらを向いている間に皿を回せ」
「え」
「俺が不正をしたと思われるだろう」
「あ、なるほど」
そして最初の決戦の時は訪れた…!
「…決まったか?」
「ああ」
「俺も、決めたっす…!」
顔を見合わせ確認しせーの!と掛け声を合わせ指をさすと綺麗に分かれた
「ここまで綺麗に分かれることもあるのだな」
「しかし、このロシアンルーレットはここからが本番だ」
妙な緊張がはしる中以外にも赤也が先陣を切って饅頭を齧った
するとポフンとアニメのような可愛らしい音と煙が出た
そしてその煙が晴れたかと思うと赤也が、居なかった
「赤也?」
「あれ、居なくね?」
「俺はここっす!」
「…は?」
赤也が立っていた場所に縮んだ赤也がおーいとジャンプしていた
「…柳、これは」
「体が縮む薬だ…ちなみに全部の薬は一時間ほどで解けるぞ」
「そうか」
そう言って真田も饅頭を食べ、柳も饅頭を食べた(ちなみにジャッカルが赤也をテーブルの上に乗せて
「しかし最初の最初でこういうのが来るのかー…現実離れしてるな…」
「一組目の被害者は赤也か…」
「この饅頭中々美味いな」
『誰だお前』
「は?」
第三者の声に一斉に振り返るがそこに居たのは先ほどと変わらない様子の真田眉を潜め意味が解らないと言った表情
「真田…だよな?」
「何を当たり前の事を…ん?」
「こ、声が…」
「老け顔で…ロリ声…」
そう、真田の声だけが変化し例えるならば○村○かりのような感じになってしまっている
「ニパーッとか出来そうだなおい」
「なんだそれは」
「ぷっ真田、その顔でその声やばいってっ…」
「何を言うか!大体だな」
「た、頼むから…!」
「はははっ真田最高!」
皆は暫しの間笑いが止まらずに苦しんだ様子だった(幸村は普通に爆笑)…ドンマイ←誰
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