in黒崎家
「――おじゃまします」
「奈々緒お姉ちゃんお帰りなさい!」
「奈々緒姉、ただいまでいいって言ってんじゃん」
「なんか気恥ずかしくて」
ああ、今日も遊子と花梨は可愛いそう思っていると清々しい位の勢いで一心さんが突進してきた
「奈々緒ちゅわぁああん!やっと帰ってきたんdぐふぉぁあ」
驚く暇がない位の突進を当たり前のように吹っ飛ばしたのは雷光だった
…ま、日常茶飯事。
「一心、奈々緒に変な真似すんなよ穢れるだろ…?」
「雷光てめぇ」
「雷光お兄ちゃんもおかえりなさい」
「おうただいまー遊子はいい子だなー」
「雷光兄…相変わらずスルースキル高いね…」
「あー…スルースキルはお前の方が凄いと思うぜ花梨」
「そう?」
「お前ら…揃ってシカトか!?」
元気、元気すぎる
いつものことながら元気すぎて苦笑してしまう
「うっせーよお前ら…お帰り奈々緒」
「た…ただいま、一護」
現れた一護が当然のように言うのでなんだか恥ずかしくなって笑って誤魔化した、頬が赤くなった気がしたので誤魔化せてないかもしれないが
「おーい皆の前で新婚夫婦みてーなことしてんなよ」
「しっ…!?」
「ばっしてねぇよ!」
私達は二人して真っ赤になりながら全否定するが皆はニヤニヤと笑いながらこちらを見るばかり
「だーっもう部屋行くぞ奈々緒!」
「う、うん」
手を引かれて部屋に行くことになった私だが、これまたこうれ行事のようにコンが飛んできた
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