放置部屋 | ナノ


▽初代魔王の妹という地位を手に入れた





ーーーウォンバイ不二!6−4


「っつかれたーもう無理ー!」


あの後仕方なく髪を縛ってばーちゃんが勝手に持ってきてやがったマイラケットで戦ったけど勝てなかったよ
という事でむしゃくしゃして叫んで思い切りその場に座り込むと周りからどよめきが聞こえてきた


「マジかよ、あの不二先輩相手に4ゲームも取るなんて…」

「伊達に先生の孫じゃねぇな…」


なんて声が聞こえた気がしたが私は今のゲームへの後悔で頭はいっぱいだった


(あー羆落としとか忘れてたよ普通にスマッシュしちまったよてかなんだよツバメ返しとか返せねぇよ
流石に白鯨はでなかったけどあんなの返せないし絶頂部長可笑しいだろ聖書この野郎勝てないのわかってたけど悔しい!)


「…いい勝負だった、想像以上に強いね、君」

「…でも先輩の方が強すぎです、この先も勝てる気がしません」


座りこんでる私に手を差し伸べてきたので握手かなと思って手を合わせるとグイッと引っ張られた

ふわりと立ち上がると彼はニコリと笑った
流石無駄様と従兄弟同士、貴方も爽やかですね


「僕も男だからね、女の子よりも強くなきゃ格好付かないじゃない」

「はぁ…」

「ふふ、君妹みたいだね」

「え」


なんだかよく分からないけど不二先輩に妹にされました、レギュラーに認められました




→おまけ
「シュー…」
「ぁ、ぅ」
「…お前ならマネージャー、任せられるだろ」
「へ?」
「…ッシュー」
テニプリの展開的に言えば越前くん的なノリだったのに何故か海堂先輩が優しいですはい
後日菊丸先輩から聞いたところ子猫の様でついついと呟いていたのを聞いたらしい・・・どういうことなの・・・

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