後はまぁおかずが少ない気がしたから埋め合わせのミニグラタンをレンジに入れる
ソテーを味見してみる
…お母さんの作ったやつの方がおいしいけどまぁ近い味にはなってるはず

「ほんま匂い濃いわ…」
「でしょ？でも美味しいから…ほらあーん」
「ん…」

ちょっとやってみたかったのだが素直に口を開けてくれた、ひな鳥に餌を上げてる気分だわ

「あ、ホンマや美味い」
「ほらねー」
「奈々緒料理上手やな」
「いやいや…これ位なら誰でもすぐできるって」

その後は盛りつけつつ私お勧めのミルクティーを作る（といっても粉のやつ）

「お弁当作るとどうしても朝ごはんが余り物になるんだけどごめんね」
「ええって、美味いし」

そういいつつもきゅもきゅとパンを食べる光
…なんだろう、目の錯覚かな、最近光が何時も以上に可愛く見える

「…今日は白玉ぜんざいつくろうかな」
「！！！」

過剰に反応した光が可愛くてふっと吹きだしてしまった

「もーどうしよう」
「何が」
「光が可愛くてキュン死にしそう」
「…可愛いとか言われても嬉しないわ」

むくれる光が可愛い、もう駄目だ、暫くは可愛い判定されそうです　−−−


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