「光ー」
「朝から熱烈な歓迎おおきに」

訪問早々奈々緒が抱きついてきた、珍しく積極的やと思ったけど奈々緒曰く抱きつくのが好きらしい

「私ベタベタだからねー邪魔だったら普通に引っぺがしてもらっていいから」
「ええよ、ずっとくっついとって」
「えへへ」

そう言った奈々緒は本気でよっぽどの事がない限りずっとくっついとった


「ねぇ光、空の軌○しってる？」
「英○�Yやろ？やってへんけどしっとるよ」
「えーやった方がいいよ面白いから」
「やったら奈々緒貸して」
「今日は駄目ー取りあえず、今日光が家帰ってFCの主題歌聞いてからね」

あ、それと聞くまでネタバレとか調べちゃ駄目ね、EDも若干ネタバレだけど…まぁそれはしょうがないか

と語るあたりよっぽど好きなのだろう、奈々緒のゲーム愛はほんまに凄いと思うわ

「奈々緒ほんまにゲーム好きやね」
「もちよ！王道のF○とかからﾃｲ○ｽﾞとか、ﾏｲﾅｰまで何でもやりますよ」
「そ、そか」
「実況みてやらなそうなものまで見れるからね、ほんとにおもしろいと思ったら買っちゃうし」
「まじか」
「うん、それで空の○跡全部そろえた」
「…凄いな」
「でしょ？実況より先にｸﾘｱしちゃったしｗ」

ここまで来ると、ホンマ凄いわ

「話戻すけど絶対聞いてね、”星の在り処”って言うんだけど…検索したらすぐ出るよ」
「おん、わかったわ」

その後はまたたわいない話に戻った、その間もずっとくっついとった

「光ーやっぱ」
「ええって、奈々緒が帰り危ないから」
「…わかった」

玄関で不貞腐れる奈々緒、嬉しいけどやっぱ帰り危ないと思うかわええ奈々緒が襲われでもしたら大変や

「光、ちゅう」
「ん」

そう言われたのでキスするとぎゅっと抱きついてきた

「んぅ…ぷはっ」
「…じゃあもう帰るな、帰りたなくなるから」
「うん…」

シュンとした奈々緒の唇にもう一度触れるだけのキスをした

「ほなまた明日」
「うん、また…明日ね」


彼女の言う明日は…何時を指していたのだろう


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