放置部屋 | ナノ


早く嫁に来い



「奈々緒、はい」
「え、これ」
「俺から奈々緒にプレゼント」

存分にラブラブ(なんや俺が言うとキモイわ)して帰る、夕食前には帰らんといかんから早めに渡す事にした

「ピアス?」
「おん、奈々緒に似合いそうやったから思わず」
「可愛い…すっごい嬉しい、ありがとう光ちゃん!」

ぎゅーっとされた、これだけ喜んでくれるんやったらあげた価値十分にあるわ
そう思っとったらちょっと待ってね〜と奈々緒が鞄を漁り始めた

「えっとね〜あ、あったあった」
「?」
「はい私もプレゼント」
「!」

これは予想外の展開や
奈々緒も何時の間にやら俺宛のプレゼントを調達していたらしい…これは凄い嬉しいわ

「開けてええ?」
「もちろん」

開けてみるとシンプルやけど結構俺好みの指輪がはいっとった

「男の子に戻った時の為にサイズ大きめで買ったからね、あと普段とテニスするとき用にチェーンつけたから」

なんやこの子、ええ家庭築きそうやな、流石俺の嫁

「奈々緒、おおきにな」

ちゅっと触れるだけのキスをすると真っ赤になって恥ずかしそうに俯いた

「ぅ、ん…どういたしまして」


取りあえずあれや、奈々緒はよ嫁ぎにこんかな


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