放置部屋 | ナノ


ご飯にする?お風呂にする?



「毎日やるんやで、あと一カ月はつけっぱにしとかなアカンからな」
「うん!ありがとう光ちゃん!」

光ちゃんはまさにSだった、まさかあんな唐突に開けるとは…光ちゃん、恐ろしい子
でもお手入れの仕方も丁寧に教えてくれて
(というか自分が開けた後の消毒液とか持ってきてくれたんだけど)

「そだ、御飯先食べる?お風呂入る?」
「んー…先御飯」
「わかった!じゃあ一階いこっか?」

光ちゃんも手伝うと言ってくれたがお客さんな身なので私が料理を振る舞うことにした…でも今度一緒に作りたいなぁ
お風呂は直ぐ入れるように沸かしてから蓋をしておくことにした

何を作ろうかなーと思って散々頭を悩ませてお買物をしてきた結果がまさかのカレーという…

「なんか簡単でごめん」
「ええって」
「何がいいかなって色々考えたら頭パンクしちゃってこうなった」

小説で良くあるお泊り→何が言い?→定番のカレー 
という結果にまとまったからこうなったのだが

「ウチは奈々緒が作ってくれるんやったらカップメンでもええんやけど」
「それお湯入れるだけだよねw私作ってないじゃんw」
「お湯入れてもろただけで味変わる気がするわ」
「www」

そう言って笑う光ちゃん、え、ちょwなんというデレ!俺得にも程があります!!

「せや、奈々緒」
「なぁに?」
「お風呂一緒に入ろな」
「ぇ・・・!?」

ザクッと思わずジャガイモを大きめに切ってしまった

「女の子同士やもん気にすることあらへんて」
「そそそそうだけど!」

光ちゃんはナイスバディだからいいけど!私人に見せられるような体型じゃないから!

「奈々緒動揺し過ぎwめっちゃかわええわww」
「ぅぅぅ」

見えないけど絶対笑ってる、駄目だ、光ちゃんに勝てる気がしない


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