「白石、今なんて言った?」

「やから、柚をマネにしたいな思って」

「……」

何時の間にこの子の事名前で呼び捨てにし始めたのよ白石

「駄目、かな?」

早速苛々することに出会ったわ、
学校に登校して来るや否や2人が仲良く話していたから何かとおもえば、この子いったいなんなの?
白石も白石よ、何でこんなこと仲良くするのよ、私が居るじゃない、私が一番でしょ?

「皆はどう思ってるの?」

嫌に決まってるわよね、だってこの子テニスのこと分からないって言ってたしマネなんて無理よ 
それに私が居るんだからこの子を入れる必要なんて…


「一応レギュラー全員は良いて言ってくれとるんや、後は明日の意見次第やで」

「……」

なにそれ、ここで断ったら私悪い子みたいじゃない…
冗談じゃないわ、断れるはず無いじゃないどうなってるのよ


「…なら、いいんじゃない?」

「ほんとに?!」

「なら、決まりやな」


なによ、何嬉しそうに笑っちゃってるのよ、苛々するわ
今日の昼休みは皆と御飯食べるの止めようかしら…どうせこの子が来るのよね 
なら断ってみおと静かに作戦会議でもしていた方が有意義だわ…兎に角今はこの転校生の笠間柚が不愉快でならないわ


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