トリップしちゃった系女子と対応しちゃう系男子そのに
前回までのあらすじ
私ぜんざいがいつものようにパソコンを使っていたら突然に画面が光だし、気づけば知らない部屋にいた
そこには何故かテニプリの財前くんがいて更に成人してることが判明した
何故だかわからないけど私は薄桜鬼の沖田総司の姉設定らしい
私はこれからどうなるのか、実はほぼ期待でいっぱいだけど
表向きは不安でいっぱいd「さっきからなにボーっとしとるん」
「うわぁい!!?」
「ふ、なんやねんその驚き方」
何とも恥ずかしいところを見せてしまった、早速死にたくなったよ←
「もしかしてしょーももない事考えとったんとちゃう?」
「え」
「図星?」
「ある意味では…」
そんなこんなで私、トリップしてからすでに一週間が経っております
いればいる程いつ戻ってしまうのかとビクビクして暮らしてる所存←
「ぜんざいずれとるよな、常に斜め上の返事」
「そんなことないですよー」
「テンションだけで行けば銀魂なんやけどな」
ええええ変な子だと思われてるよ絶対!
それにしても薄桜鬼設定が未だに気になる、なんでそんな設定にされてるのかね
「総司との関係性ゼロなんだが…」
「弟の事気になるん?」
「ほえ…ちょ、まてまてまて近いっす先輩」
いやこの人喋る度に色気振りまくのどうにかしてほしいわ、なんなんだろうねこの人
てか急に近くに居るとか反則なんですけどー自分のイケメン度自覚してほしいよほんとに!
「いや確かに(なんで姉設定なのかは)気になりますけども」
「ふーん、気になるんや」
「うわっ」
なんだか不機嫌そうな顔した彼に押し倒されました。
…ん?ちょっと待て今自分でなんて思ったよ…押し倒され…はぁ!?
「ちょ、ちょっと落ち着こう光さん」
「俺はいつでも落ち着いとるし」
「いや落ち着いてるならどうしてこうなったし」
「まぁこういうことや、堪忍しぃ」
意味が解らないよ!
誰か通訳してくれよ…テンパりすぎて余計変な思考に飛んでるよ
こ、こういう時にこそクールに!常識的に考えるべきなんだきっと!
「光さんてばっ」
「何」
「いやこういうのはお付き合いしてる人と…」
「じゃあぜんざい」
「なんですかね」
「付き合う?」
「ホワイ?」
「Become a lover」
「なっ…」
に、日本語でおk…
ちなみに英語が全然できない私はなんていったかわからなかったよ!
それすらわからないよ悪いか!なんで急に英語なんだよ!
「い、イエス?」
「なんで疑問形やねん」
「いや英語駄目なんで」
「ふーん…まぁイエスって言ったん聞いたから取り消さんで」
「は?」
私は彼の言った言葉の意味をなんとなく理解できたのは、彼の顔がぼやける程近くに来た時でした。
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