私からひな様へ真田夢2



「先輩、最近メール素気ないですよね」

「む、そんなことはない」

「嘘!最近短いというより淡泊な文章ですもん!」

「…(副部長がメール…」

「それは…すまない、俺の落ち度で不安にさせてしまったか?」

「不安というよりちょっぴり寂しかったです」

「すまない、今日から気負つけることにしよう」

「いえ、わがままでごめんなさい」

「お前は普段から溜め込みすぎだ、もう少しわがままになれ」

「もう十分わがままですけど…ありがとう先輩」

「礼には及ばない、お前の負担が減るのなら安いものだ」

「弦一郎先輩…」

「…(いやなんなんだこの展開」

「嬉しいです!やっぱり弦一郎先輩大好き!」

「お、俺もお前を、す、好いている…!」

「………」


赤也は何も言わずそっと顔をひっこめ後ろを見る、
幸村たちの何とも言えない表情をみて自分も今こんな顔をしているのかと思う


「…あれなんすか」

「俺が聞きてぇよ」

「まぁ真田にも春が来たってことで」

「弦一郎のやつ彼女にも堅苦しかったがな」

「まぁ真田くんもひなさんも気にしていないようでしたしいいじゃありませんか」

「プリ」

「ちょ、先輩ら圧し掛からないでくださ…うわ!?」

「あ、はい」

「どういうことだひな」

「いや、弦一郎先輩と話してたら後ろからこちらを見ている先輩たちが見えて…」

「…お前ら」

「まぁ、二人が幸せそうで何よりだよ…じゃそういうことで」


そういって去っていく幸村の後を皆が追う
流されたことに真田が気付くのは皆が戻っ
ていった数分後、また2人でいちゃつき始めたのは更に数分後

2人が幸せが祝福されるのは…近い将来の話。




あとがき
書いてて意味不明になってごめんなさい、というかメインの2人が脇役になっててごめんなさい
何より設定いかせなくて申し訳ないです…
気に入らなかったらポイしちゃってください、駄文ですみません、お粗末様です
ハッピーバースデーひな様!

2012 4/16 ひな様のみお持ち帰り可能。


|

[しおりを挟む]
[Back]