エクスタピアスとトモ○レ
「ふっ」
「くはっ」
私と蔵が噴出したところで謙也が不思議そうにこちらを見る
DSを見せない様に私達は笑いに堪える
「何や、そないこそこそと…」
「だって…ねぇ?ww」
「なぁww」
『ごめんなさい』
――カシャ
「「ぷっ!!」」
「せやからなんやねん!」
目の前でキレてるヘタレスターは画面の中では落ち込んでいる、告白失敗だ
「給食のプリンで茜が了承するわけないやろ」
「というか私に告白するっていうのが驚きだよね」
「茜告白されたん!?誰、誰や!!?」
「「…(笑)」」
なんというか、お前の分身だよと言いたいがあえて言わないのはいつも通りの謙也いじりの真っ最中だからだ
「…これブログ載せてええっすか?」
「いいよw名前出てないしww」
「じゃあ今すぐにでも」
後ろで黙って携帯を使っている光くんはひたすら笑いに堪え写メを撮ったりしていた、多分耐えてるぶん彼が一番ダメージが大きいだろう
「ちゅーかさっきからなにしてんねん」
「気にせんでええで謙也!次がある!」
「はぁ?」
蔵の慰めにクエスチョンマークを浮かべる謙也、そんな彼が事実を知るのはずっと先の話になる。
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