エクスタピアスとタイピング
(1:PCできる友達 2:苦手の友達 3:打てるけどなんか違う友達)
1の場合(代役:財前光)
「やっぱり財前くん入力早いね」
「まぁこれくらいが普通っすわ」
「そう?」
「そういう割には茜さんやってこの位で打つでしょ?」
「え、私君には負けると思うよ」
そういうと彼は何を思い立ったのか私の苦い思い出の寿○打を画面に映していた
「これで白黒つけましょ」
「勘弁してくれ…」
まぁ私のタイピング能力は寿司○のおすすめコースが楽勝で高級が頑張らないとキツイレベルなので余裕で負けました
「まだまだっすわ、茜さん」
「なんか悔しい…」
ブラインドタッチができたって正確さとスピードとか一気に要求されても困るよ!
2の場合(代役:白石蔵ノ介)
「うーなんでこう、うまくいかへんのや」
「…」
なんか、意外だ 何でもできる蔵がここまで苦戦するとは
頑張って打っているのだが入力されている文字は悲しいことになっている、私が打とうかと聞いてあげたくなる程に
だけどここは彼のプライドを立てて何も言わずに見守ることにしようと自分に暗黙のルールを作っている
「…茜」
「なに」
「てぃ ってどう打つん?」
「THIだよ」
「T,H,I…ぉお!ほんまにてぃになったで!」
「…」
うん、ギャップ萌えですね
3の場合(代役:忍足謙也)
「…ねぇ謙也」
「んー?」
「それ打ちやすいの?」
「なんでや?」
本気でそう思っているのだろう、純粋に聞いてくる彼に何も言えなくなった
いや、流石に気づいてほしかった…本当にそれ打ちやすいの…人差し指打ち
人差し指で打つことに慣れているのなら、まぁ私にはこれ以上言うことは…ないだろう
実質ちゃんと打ってる蔵より人差し指打ちの謙也の方が早いんだよね
「そういえば俺思ったことあるんやけど…」
「?」
「タイピング早い奴って絶対ピアノ上手いで」
「…は?」
「ほら、財前とかの見とるとピアノ弾いとるみたいやん」
…その発想はなかった
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