宍戸と鳳、時々忍足
「宍戸さん!」
「長太郎!」
「宍戸さん!!!」
「長太郎!!!」
「……」
毎度のことながらよくやるなぁと感心しつつ彼らを見つめる
やっぱりいつみても…
「飼い主と犬の図にしか見えない」
二人がダブルスしてても何故か草原を一緒に戯れながら走っている映像に変換されてしまう…なんか怖いな
「ど、どうしたんだよ茜」
「は、え?!いつの間に試合終わったの!?」
「はぁ?今ちょうどだけど…お前大丈夫か?」
「え」
「なんだかボーっとしてたみたいですけど…具合よくないんですか?」
「大丈夫、だよ…うん」
笑ったけど引きつってしまったことに二人は顔をしかめたが、私は何も体調が悪くて顔をしかめたのではない
ただ…二人にさっきあんなことを考えていたとは言えないんだよなぁと思っているとやっぱり飼い主とその犬に見えて仕方なくて…
というかちょたは亮兄がいない時に黒属性の癖になんで二人で居るとこんなに犬っころなんだろうか…
「愛やろ、愛」
「…なんでいんだよ丸眼鏡」
「つれへんなぁ茜ちゃん」
「吐息で喋るなロリコン眼鏡」
もう少し二人と話して癒されようと思ったのだが仕方がない
…次は逮捕忍足がいない時にしようっと!
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