「安心してください。」
そっと頬に触れれば、櫂が小さく頷いたような気がした。
僕は服を脱ぎ、上半身裸になる。
次いで櫂のズボンを脱がせると、下着に手をかけた。
櫂のものが勃っているのは布越しにもわかる。
わざと下着の端に引っかけるようにして脱がせれば、ぺニスが勢いよく跳ねた。
「勃起してますよ。」
「っ……！」
シャツだけを纏った櫂はその恥ずかしさに腕で顔を覆っている。
僕はぺニスの先にキスを落とすと、根元から舐めあげた。
「っん……！」
途端に反応を見せる櫂。
じわ……と先端から透明の液体が滲んだ。
僕はそれを舐め取り、また全体に舌を這わせる。
櫂が僕の唾液にまみれていく光景が嬉しくて仕方がない。
堅く芯を持ったぺニスを口に含み、唇で刺激を与える。
ぢゅ…ぢゅ…と、いやらしい音が響き、気づけば僕のものもパンパンに膨れていた。
それは、普段からあまり自慰行為をしない分の精を一気に放とうとするかのようだった。
僕は、櫂の腰の下に枕を敷き、脚を開かせた。
さすがに抵抗は見せたが、少し強めに押し開けば、無理やり閉じられようとすることはなかった。
ついに櫂のアナルが晒される。
きゅ、と閉じたそこは、僕の欲を掻き立てるばかりだ。
僕は櫂の顔を覆う腕をそっと退かした。
耳まで赤く染まり、目には涙を浮かべている。
不安な気持ちを表すように眉はさがり、口からは熱い吐息を漏らしていた。
「大きく呼吸をしてくださいね。」
瞼にキスをしてやる。
粘りけのある唾液を無理矢理アナルへ流し込むと、櫂の手が僕の頭に触れた。
「やっ……！ぅ、恥ずかし……い!!」
「……止められそうにありません。」
僕は櫂の脚を持ち上げ、アナルを天へ向けさせた。
こぷ……、と先ほどの唾液が溢れる。
あまりに羞恥を煽る格好に、櫂は嫌々と首を降った。
僕はそんな櫂にはお構い無しに執拗に入り口を舐める。
「ゃっ……、レ……やだぁっ……!」
嫌がったところで、そんなのは僕を挑発しているようなものだ。
僕は自分の中指をひと舐めすると、それを櫂の入り口へ差し込んだ。
アナルをこじ開けられる感覚にさらに眉をひそめる櫂。
僕はわざと音を立てながら、中を掻き回した。
正直、どこが気持ちいい部分かなんてわからない。
だけど櫂が反応するトコロを何度も刺激した。
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