2023/07/27


まずは5月、6月と続けてイベント現地にて夢本ご購入くださった上にメッセージいただきまして本当にありがとうございます!!いやもうマジでマジでマジで最高のご感想でした……思わず私が「え、そうだったっけ?待てなんて書いたか忘れたな……」と思うくらい激アツメッセージの連続で……!!私もメインシリーズ第一弾、読み返しました!!笑
上から順に私もお返事させていただきます。不要って言ってましたけれど、しますからね!!笑 長くなります〜!

装丁
ありがとうございます〜〜〜!!!みなみかぜも同人誌製作初心者ながらとっても拘った作品なので嬉しいです。個人的には表紙とカバーが柔すぎたなとは思っているんですが、本文用紙は第二版の用紙がベストでした。第一版で使用したものがなくなってしまってこっちにしたんですけど最高の手触りですよね……もしも文庫本で分厚い本作る際にはオススメです。


Her side
夢主が可愛すぎることなく、恋に夢中なだけの女の子にならないように、稲荷崎で逆ハー、溺愛っぽくならないように、っていうのを常に心がけていたのでしょこらさんがそう言ってくださってすごく嬉しかったです。宮兄弟の幼なじみとして一緒に歩いていくにはこれくらいの覚悟が必要じゃないかと考えていて生まれた子なので……! 私自身どんなスポコン漫画読んでても王者が負けるシーンに弱くてですね……主人公さえいなかったら勝ってた可能性のが高いじゃねーか!!!と思っちゃうんですよ笑 それってマネやってたら一緒じゃないかなって。自分の学校を信じないマネ、いないですよね。家族も同様の幼なじみがいれば尚更。私だったら絶対そうだな、絶対自信も自負も信頼もあるって思っていて。それにそれくらいでいないとこの兄弟にはついていけないよと思うので度々描写差し込んでます。結構好評だったので解釈一致した方多かったのかなと嬉しく思ってます◎

彼女が佐久早引き留めるところ、マジでそれです。映画、というより漫画のコマ割り、ドラマのカメラワークを意識しました。意識、というか、勝手に脳内で再生されていたんですよね。何もかもが動き出した大切なシーンですし、何よりここが書きたくて書きたくて夢書きに戻ったところあります。だから映画観たいって言ってもらえてその通りなんですと感涙です。ありがとうございます。秘密の共有っていう解釈、新しくて確かに!!って私が感動しました。新たな気付きをありがとうございます、、!

初々しさ、侑と治や角名との関係性にもきちんと注視してもらえて嬉しいです。こだわり満載の部分なのでその辺……!!夢小説って彼女とお相手キャラの恋模様にスポット当ててお話進むじゃないですか、当たり前だけど。でもそのふたりを取り囲む環境ってたくさんの関係性があって成り立ってると思うんですよ、リアルに生きる私たちみたいに。蛇足と捉えられたらそれまでですが、その中で生きる彼女や佐久早も書いてみたかったので。あと単純に第三者視点があると断然お話が面白くなるし、リアル出るし、何より私の大好きなネタなので、、笑 第三者視点からしか得られない栄養があるんですよね……自給自足ウメェ……

バレンタインのところ、佐久早の『うまそう』が“デレ”と捉えられていたのも新解釈でそっか……!!って私が感動しました笑 そーか佐久早デレてたんか、、、かわええやんけ……とか思いましたw確かにって思います。当時の私はここでなに言わせたらキャラ崩れしないかばかりを考えていたんですけど、無意識にデレ佐久早引き出せていたみたいです。らっき〜!笑

高校生らしさも入れたくて、稲荷崎組・井闥山組のワチャワチャも数話入れたんですがそれが刺さったみたいで喜んじゃいました!写真や動画の送り合いって学生ならではだと思うので……!そうやって部活以外の好きな人・好きな子を知れるってふたりにとってきゅんポイントだろうな、、と書き手ながら思います。


漢字をひらいている箇所について
そこに注文されるの、さすがしょこらさん……!!ってこのメッセージで何度目かの感動でした。そこもこだわりポイントなので……!!
とは言っても、タイトルの気になるあの人→気になるあのひと/気になるあの子→気になるあのこ、にしているのは柔らかな響きになるな〜くらいの意識でいました。彼女と佐久早の心で考えた時に人、子、よりもいいかなって思いまして。お話の雰囲気にもあっていますしね。同じく彼女と佐久早を表す時の「二人」もわざと「ふたり」表記を徹底しています。他人行儀な感じがないといいますか……ふんわりとした空気を纏った両片想い同士(はるかぜからは恋人同士)を文字から伝えられるのではないかと思ってのこだわりです。
その他地の文での“ひらき”については完全に柔らかさやたどたどしさ、初々しさ、妖艶な雰囲気(小夜風等R18のお話)を引き出すためにそうしてます。だから私やわたし、など統一されていない部分結構あると思います。ただし漢字二つあって、その両方を込めたい、どっちに捉えてもらっても構わない、という場合にもひらがな使っています。例えばおもう、とか。思う、という表記よりは想うの方が心が籠っているような印象を与えますが、そのどちらで捉えてもらってもいいかなと考えた場合にはひらがなにしてます。あとはあつい、とかですかね……R18で使うことが多いんですけど、体感的には「暑い」だろうけど、気持ちやこの時間に対しては「熱い」と捉えてもいいわけで。そのどっちの意味も込めたいし、何より雰囲気にあっているのは漢字よりひらがな、と判断したらひらくことが多いです。


His side
佐久早視点もたっくさんのお言葉に溢れていて嬉しすぎました。大歓喜。喜んでお返事いたします笑

そうなんですよね!!笑 佐久早もう出会ったあの瞬間からきっと惹かれていたんだと思います。記憶力のいい男でもあるので、ずっと忘れられなかったんだろうなと。女の子の泣き顔が付箋貼られたようにこびりついて離れないってもうそれ恋だよ恋って私も囁きたいです笑

佐久早のセリフ語尾って書き手的にとんでもなく悩むんですよ……なんせ原作でもあんまりしゃべらないし、喋る相手によって喋り方が違うので。硬すぎてもダメ、軟派すぎてもダメ、その中間の行き来っていうのがミソだと考えているんですが……対古森の時は、砕けた喋り方っていうの前提であって、その中で内容によって年相応だったり多少乱暴口調だったりを使い分けたつもりです。なのでその「ねぇよ」っていうのは年相応+鬱陶しい身内、みたいな気持ち込みで書きました。そこに注目してくれるしょこらさんやっぱすげぇや、、、、て拝みました。やったねカーニバル開くしかない。

佐久早って多分自分から話題提供するの苦手、というかほぼしない気がするんですよ。原作読んでいても古森に若利くん負けたっぽいって話しかけた時でさえも通り掛けざまにさりげなく、目も合わせない感じじゃん????コミュ障????ってなるくらいだったんでwwwwだから気になる女の子との会話なんてますますどうしたらいいか分かるわけないだろ状態だと思ったんですよ笑 共通点が思い浮かばないくらい、内心悶々してたらいいなっていう私の願望盛り込みしました笑 このお話では不器用佐久早も描きたかったところです。

しょこらさんが佐久早は自分の行動理念に基づいて動いてるんだなと、て言ってくださったの、なんていうか、自分でも言語化できていない佐久早解釈を文字化してもらったような気がしました。佐久早ってきっとこう、だからこう描いた方が自然、という一種確認作業みたいなことを書きながら行っていたのをよく覚えているので私が考える佐久早っていうのを掬い上げてもらった気がします。やったねカーニバル!www

出会ってから徐々に、日常に彼女が入り込んでるって確かにってなりました。書いた本人のくせに、当時だって意識し始めた佐久早って思いながら書いてたのに、改めて気が付かされたと言いますかwいや〜……片想いの醍醐味ですよね……いいわ……!!笑

IH編のモブちゃんに対するしょこらさんが夢主強火担(もしくは佐久早×彼女強火担w)すぎて笑って眺めてましたwwイイ……!w当て馬モブちゃんには当て馬モブちゃんの役割がある、、つまりこういうこと!!ってなりましたww
春高編泣けるって言われて読み返したんですけれど確かに幼なじみ組って考えて読むと泣けますね……当時は佐久早から見た彼女と宮兄弟の関係性=ここは恋敵ではないんですよ、自然な家族愛にも似た友愛と信頼が成り立っているんですよっていうのを読み手側に伝えたくて書いていた気がします。あとは単純にこの三人のシーンをじっくり書きたいから伏線でここに持ってくるかって思ってました(まだ書けてないですがw)。出入口に関しても深く考えてなくて、しょこらさんに言ってもらえて確かに!?!?エモ!!!!!ってこっちが思ったくらいですwwwしょこらさん読み込み深いわ……ってまた拝みました。
告白シーンなんですけど、確かに書いていた当時ようやくずっと描きたかったところが書ける!!という喜びですごい筆が進みまして。。テンポがいいのはその影響だと思います。あとは気持ちが抑えられなくなった様も書きたかったのでわざと各所を短文にした覚え有ります。なので余計かなと……。
みなみかぜ通して毎日のささやかな出来事を大切に想うふたりが描きたかったというのがあったのでくっついた後も一緒にいられる幸せを噛み締めているふたりっていうのはどうしても書いておきたくて……!いつも、それこそ飽きるほどに一緒にいられること、好きな人と手を取り合えること、会いたいと思ったらすぐに会いに行ける距離であること、なんかが対比できるし、そんなふたりになれたんですよ〜って大団円で終わりたかったんですよね。あとはちゃんといちゃいちゃしてる様子も書きたかったw可愛く終われてよかったなて今でも思います。


番外編について
そのお話すんごいお気に入りなんですよ……!!このね、一見ただのクラスメイトが興味本位で見に来たと思いきや!!片想いをしていた!!しかも角名倫太郎お前気が付くんかい!!!!っていうの書いたら絶対面白いって思ってたので……春高編書き上げた後すぐ、嬉々として拍手お礼文用に!!って書き始めたの覚えてます。小さなきっかけで気になる人が好きな人になって、彼女よりも近くにいたのに、いつも追いかけていたのに、届かなかった想い。切なくも高校生らしくていいわ〜って思います。自給自足ウマ。角名ってそういうの敏感だろうなって思うんですよ。子供っぽいところもあるだろうけど、どこか一歩引いた目で見て観察してるというか。だからこそスロースターターでもあるのかなって。視野が広くて、声もかけられる優しさ?もある。女の子に対してもそうですが、彼女に対しても友愛が在ることの現れが書けたと思っています。
あと言ってもらえた通りだなと……確かに佐久早からしたら小さい優しさ、というかただ思いついたからやったくらいのことで、でもそこから恋心を芽生えさせる女の子もいて。対して彼女の方は、それ以上のものを佐久早からもらってるんだな……スゴ……と書いてる私まで羨ましく思いました。佐久早、沼深い……
この女の子と角名の恋模様が見たいですと何人かにお声いただいてて面白そうと思いつつプロットが立たずに今日まで来ているのでいつか書きたさはあります……角名倫太郎、おそろしいおとこ。


しょこらさんは書き手さんでもあるので、やはり着眼点が違うわ……読み込みも深い……褒めポイントが私のツボごりごりに押してくるスッキ……ってなりました笑 苦労して書いたり、思い入れがあったりした部分に多く触れてくださったこと、また新たな気付きをくださったこと、しょこらさんだからこそだなとしみじみ思います。ありがたいことです……。拝み倒してしょこら神、、、って心の中で何度もつぶやきました笑 あとちょいちょい出てくる角名倫太郎と内心カーニバルに笑わされました最高wwwww語録に入れておきますねwwww

いつも本当にありがとうございます〜!! 今度の企画も楽しみです……! また一緒に遊んだり飲んだりしましょうね!

アッ、他の本のご感想もってことでしたのでいつまでもお待ちしてますね……(ニチャア)


- ナノ -