あとがき

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「晩冬祈歌」「カーテン・フォール」「恋のレッスン☆ＡＢＯ」はいずれもウロコボーイズさんのお題「迷信」をテーマに……テーマにというか……書いたものです(何なんだ)。

投稿作「晩冬〜」ではちょっと時代がかったもの(?)に挑戦。時代は戦前とかそんな感じ。主人公は肺の病気とかそんな感じ？という非常にアバウトな設定です。
文章中の漢字表記に悩んで、普段は平仮名で書く言葉も漢字で書いたら雰囲気出るかな？と思ったのですが、結局ほぼいつも通りです。
試しにあちこちの平仮名を漢字にしてみたりもしたのですが、なんか見てたら気持ち悪くなって……。わざと一般的じゃない漢字まで持ち出して雰囲気作りするのって、好きずきでしょうけど、作者の美意識の押し付けみたいでわたしは好かんです。

「カーテン〜」ではメロドラマに挑戦。はじめこれを投稿しようかと思ったのですが、あまりにメロドラマなのでやめました(笑)
最後まで騙しぬいてくれればいいのよ、みたいな。
あ、科学に携わっている方がいらしたらすみません。
翠くんの懐疑主義は極端ですが、でも、自分じゃ証明できないのに信じてることって結構多いですよね。それを迷信と言うのは乱暴かもしれないけど。

「恋の〜」は題名からも分かるとおり、まるきりおふざけで書いたものです。こういう、(悪い意味で)「２次元ぽい」人物ばかり登場する話は書いてて楽でそれなりに楽しいのですが、読者としてはあんまり読みたくないかも。ちゃんと奥行きのある人間を書けるように精進したいです。
血液型占いには今のところはっきりとした科学的根拠はありません。
テレビで胡散臭いナントカ専門家が語っている、科学の顔をしたエセ科学に注意ですよ！という何やら教訓めいたメッセージを込めたちょっと意地悪なお話でした。
ちなみに作中の占いは言わずもがな、作者のデタラメです。

いろいろぐだぐだ述べてごめんなさい。
お読み頂き、ありがとうございます！

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