「…や、先輩、何するんですか…!」
「何って…」
ついムラっときてしまった。それが理由だ。
虎徹は必死で抵抗するバーナビーの両腕を掴みソファーに押し倒すと、何回も彼の頬や首に唇を落とした。
首を振って抵抗するが、バーナビーの身体には酒が回っていた。虎徹も飲んだのだが、彼よりも酒に弱いバーナビーと力で勝負したら、当たり前に負けてしまう。
「あ…っ、んん…」
騒ぐ口を己の口で塞ぎ、虎徹はバーナビーの陰茎をズボンの上から撫で上げる。
それに反応したバーナビーの様子に、虎徹はそれを揉みしだき始める。
「んっ…んう…っ」
簡単に硬く勃ち上がったそこをもう一度撫で上げてから、手早くズボンを降ろす。
そこは既にとろとろと白濁が溢れ出していた。
「若いねぇ」
「…うる、さ…っ」
直接そこを握りこみ、緩く緩く上下に扱く。
手を動かすたびに、バーナビーの口からは甘い声が漏れた。
「は…あっ…」
もうそろそろ限界だろう。
あと2、3回扱けば達するであろうそのタイミングで、虎徹はバーナビーのそれから手を離した。
「…んっ、あ…なんで…」
「こっちの方が良いんじゃないかと思って」
そう言いながら、虎徹はバーナビーの両腕を彼の頭の上で、両膝をサイドテーブルとソファーの端でそれぞれ固定するように縛った。
開脚させられたままで身体を固定され、バーナビーが羞恥が顔を赤く染める。
「…な、何するんですか!」
「バニーちゃんこういうの好きでしょ?」
「誰がこんなの…っ」
身体を必死でよじらせるバーナビーの目に目隠しをつけて、虎徹は再びバーナビーの陰茎に手を伸ばす。
扱いたりはせず、軽く指先で撫で上げると、バーナビーが声を上げる。
「…ああっ」
「もう出ちゃう?」
虎徹は、不意に何かを思いついたようにそこからまた手を離し、立ち上がる。
目隠しのせいでバーナビーにはそれが見えず、ただそこにいるはずの虎徹に顔を向けた。
「バニーちゃん、俺シャワー浴びてくるわ」
「…な、」
「だからちょっと待ってて」
どういうつもりですか、という切羽詰った声での問いかけには応答せず、虎徹はバーナビーをその状態にしたままシャワールームに向かった。