その言葉に、男達はバーナビーの身体をソファーの前にある低い机に押し倒すと、脚を思いっ切り開かせた。

「……ぅ、あ…」
「敏感な肌だな…」

男の1人が、さっき達したばかりなのに視線を感じてしまい勃ち上がったバーナビーのそれに指を伸ばした。

「や、やめ…っ」

肉棒を指で扱かれ、身をよじろうとするも戒められた腕がそれを許さない。

そうこうしているうちに、もう1人の男が突然腰を捕み、硬い熱を後孔に突き入れた。
後孔は先程まで別の男に犯されていたせいで、簡単に性器を迎え入れた。

「…あ、あ…っ、ああ…」

脂肪のついた男の指で肉棒を、そして別の男に胸の飾りを弄ばれ、バーナビーは意識の奥で白い光を見るような感覚に何度も陥った。
前後から男に凌辱され、強引に高められた身体は痙攣を始める。

「あ…、あああああ……!」

バーナビーは再び腹筋を脈動させ達した。しかし凌辱は終わらない。
達している間も、男達は好き勝手に動き続けた。

「い、や……、あ…ああ…っ」

繰り返し達して、敏感になったバーナビーが何度も体内の男の肉棒を締め付ける。
その刺激に男は鼻息を荒げて、容赦なく貫いた。

「ひっ、あぁ…っ、や…!」

程なくしてバーナビーの体内に白濁を撒き散らした男の肉棒が後孔から引き抜かれた。
それが抜けた矢先、今後は別の男の剛直がバーナビーを貫いた。

ただ、嬲られ、複数の男に凌辱される様を、バーナビーの上司は黙って見ていた。

性奴隷のように犯され続け小刻みな痙攣を繰り返すバーナビーは、何度目かの男の精を体内に受け、喘ぎ続けた。

脚の間からは、複数の男達に放たれた白濁がどろどろと零れている。
唇も胸も性器も、身体中をどろどろにして脱力したバーナビーは、男の剛直に最も感じる一点を刺激された。

「…あ、ああっ!」
「ここか?」
「いや、あ、あああっ!」

断続的に精液を出し続けイきっぱなしになっていたバーナビーの肉棒から出て来る白濁は既に色を無くしており、継続的なドライオーガズムを始めていた。
最も感じ、掠めるだけで身体が狂い達してしまうその一点を、男は硬く熱い肉棒で殴るように刺激し続ける。

「あ、ああ…、ああああ…っ!」

強すぎる快楽に、意識を手放したバーナビーの様子に、今回の"接客"は終了した。









「お、気が付いたか?」
「…先輩?」

目を開けると、そこには先輩である虎徹が自分を覗き込んでいた。

「心配したぜ、貧血だって?」
自分の身体を確認すると、衣服はちゃんと整えられ、身体も綺麗に洗われていた。
見回すと、自分が今いるのはいつもの休憩室のソファーの上だ。

「…僕はどうしてここに?」
「あ?えっと…何て言ったっけな、上司っぽい奴がお前を担いでたからよ」
「……」
「貧血みたいだって言ってたから、俺がここに運んだんだよ」
「…ありがとうございます」

何も知らずに優しく接してくれる先輩。
自分がさっきまで、知らない男達相手に乱れていたなんて知ったらどう思うのだろう。

でも。
――これで暫くは安泰ですよね?

また、経営費が危なくなって呼び出されるその日までは、忘れていよう。


マリオネット


――先輩がヒーローを続けるためなら、僕は何だってしますよ。




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