色々書き溜めとく所。
更新履歴にはのせない予定。
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//漂白
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ぞくり、と肌を撫でたのは不快感。
▼ ギン←イズ
こんな僕の為には、
貴方は泣いて下さらないのですか。
その空色の双眸さえも、
歪めては下さらないのですね。
そんな事くらい、知っていたけれど
虚しいものは何如しようもなく空しくて。
(少しだけあの太陽に嫉妬しました)
▼ 血
悍ましい程の愛の塊を
経血の代わりに吐き出した
▼ ギン乱
何にも持たない空洞の私に
愛と云う果実を与えたのは
酷く優しい銀色の蛇でした
それこそが罪だったのだと
誰が言えるのですか
(蛇は楽園を追放されたけれど)
▼ ギン←イズ
愛。
愛愛愛愛愛愛愛、あい。
ああ僕はあの人程
愛の似合う人を知らない
(それはきっと哀でもあったのだろう)
ギンの巻頭詩はどっちも愛だなあ、と。 多分、作者公認の一番愛に生きた人。 親愛も友愛も情愛も全部まぜこぜにした愛を知ってる人。
そんなギン乱を私は読みたい。
▼ 破面視点のギン。
破面とかの誰か。
「朝日が煌煌と輝いて、西欧のやうな部屋を、寝台の上を、照らしておりました。白髪、と云ふよりは雪のやうな、シルバァに近い色の髪を持つた青年が此方を、只見据えて居りました。肩に羽織っただけの、緋色の浴衣から覗く、寝台のシィツにも劣らぬ程の白い肌は、酷く煽情的で在りました。彼は、言ふのです。その薄い、グラスのやうな色の無い唇を楽しそうに歪めて、何がそんなに可笑しいのでせうか、此方を見て笑ふのです。
どうぞお笑いに為つて下さい。僕たちの性交はまるで出来の良いミュウジカルのようでせう。只々愛を知らぬ獣の様に混ざり合ひ交じり合ひ、ウォトカを一息に呷った時のやうに酷く、酩酊した心地へと誘われるのです。藍染は、鳶色の瞳で此方を舐める様に見るのですけれど、僕としては、あの空色に焦がれて仕方が有りません。異人さんのやうな、太陽を閉じ込めた金色が、僕を呼んでいるのです。僕が藍染の向こうに彼女を、見ているのを知つた上で、藍染は僕を抱くのです。それは恋人のやうに優しい時も在りましたし、まるで何かの罰のやうに身体に跡が残る程、酷く扱われた時も在りました。けれども朝がやつて来て、ビロオドのやうな夜が明けますと、彼は慈愛に満ちた目で、僕は見たことは無いのですが、多分聖母とやらと同じと思つて頂ければ結構、そう彼は僕を見ているのです。そんなのつて、余りに阿呆みたいじゃあ、無いですか。
そう言つて青年はまたけらけらと笑いました。私はあまり愉快な気持ちにはならず、寧ろ不快にすら思えたのですが、どうにかはあ、と泡の抜けたシャンペンのやうな言葉を返へすことが出来ました。青年と私の間に、確たる関係性は御座いませんので、聞かぬふりをしても良かつたのですが、青年の飼い主で在る藍染は目下の所、私の雇い主でしたので返事をする他無かつたのです。ああだから、どうか、私にあの宮での事をお聞きに為るのは止して下さいませ。あそこは、悪魔の宮で御座います、決して近づいては為らないのです。」
この前模試に出てきた、ミュウジカルと云う言葉が使いたかたっただけ。 意味不明すみません。
▼ 刑三
何故彼は 幼子の様な純粋さを孕んだ瞳で
汚いものばかり 見なくてはいけないのだろうか
(そう言う己さえも汚濁に塗れ)
▼ ギン←イズル
蛇苺が血の様に赤いのは
心臓を喰らっているからなんだと
貴方はおっしゃいました
(言葉を紡いだ貴方の唇こそが血を呑んだようだとは言えぬ侭に)
明日テストだったり。 明後日もだったり。 因みに土曜は模試だったり。
▼ ぐっばい、ワールド
世界の終わりにはきっと
背骨が軋む様な音がするはず
多分それは、
世界が投身自殺をした時の声
強かにその身を打ち付ける色
誰にも聞こえない反動
そうして世界は沢山を抱えた侭
(一人死に絶えるの、)
▼ スピカチルドレン
何も喰らうことはない
ただただ、生くる為に息をする
(ああどうか乙女座のスピカよ)
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