アクセル・RO
2016/02/01 02:05


「たまにはなにか作ってやろう。」

そんな言葉を耳にして急いで立ち上がる。
取り出したのは包丁ではなくいつも使っているナイフであって、兎にも角にもその手の掴む他なかったのは事実だ。

「そのナイフはやめよう?」

「何故だ。」

「食欲がなくなるというか、普通のものを使ってほしいというか。」

「あまり変わらないだろう。」

平然とそう言ってのけたアクセルに一抹の不安を覚えた。
あまり食に対してこだわりがないのだろうが、これは色々酷すぎる。
けれどこれが元軍人の為せるものなのだろうか。
壮絶である。

「アクセルはもっと食事の意味を知るべきだよ。」





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